Hayakawa novels<br> 誰よりも狙われた男

電子版価格 ¥1,144
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Hayakawa novels
誰よりも狙われた男

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  • サイズ B6判/ページ数 391p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094216
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

亡き父親が秘密の取引をしていた銀行の経営者に会うべく、不正入国してドイツのハンブルクに来たチェチェン人の若者イッサ。だが彼は、国際指名手配中で、いくつもの諜報機関から追われていた!

内容説明

一人の若者がドイツに密入国した時、女性弁護士、銀行経営者、そして諜報員たちの運命が大きく変わる!スパイ小説の巨匠が、テロとの戦いにおける苛烈な諜報戦を描く話題作。

著者等紹介

ル・カレ,ジョン[ルカレ,ジョン] [le Carr´e,John]
スパイ小説の巨匠。1931年イギリスのドーセット州生まれ。オックスフォード大学卒業後、イートン校で教鞭をとる。その後、英国情報部の一員となり、旧西ドイツのボンにイギリス大使館の二等書記官として赴任、さらにハンブルクで領事を務めた。1961年『死者にかかってきた電話』で小説家としてデビュー、第三作の『寒い国から帰ってきたスパイ』(1963年)でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞と英国推理作家協会(CWA)賞ゴールド・ダガー賞を受賞した。『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(1974年)、『スクールボーイ閣下』(1977年・CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞)、『スマイリーと仲間たち』(1979年)の三部作はスパイ小説の傑作と評されている。1984年にはMWA賞の、1988年にはCWA賞の巨匠賞に輝いた

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

37
最後の数ページで納得、それにしてもクドクド長い話だったな。しかし、今だに執筆活動を続けていることに感謝の気持ちでいっぱい。2014/04/26

チェ・ブンブン

25
この秋、フィリップ・シーモア・ホフマン主演映画で公開されるぜ!逃げて逃げて逃げまくる青年イッサとスパイたちとの多言語心理戦が面白い。何故ロシア語、何故アラビア語かを考えながら読むとテンションがあがる。映画ではそこんとこを深く描けるかがポイントかなー2014/08/12

マムみかん(*感想は風まかせ*)

22
テロとの戦いにおける現代のリアルな諜報戦。 入り組んだ内容が中々把握できなくて、読むのに手間取りました~(泣)。 映画化されたものを観て、もう一度ザッと読み返して、ようやく理解できたかな。 正義の為とは言え、何ともやりきれない非情さです。 多くの人は気づかない所でこういう水面下の戦いがなされ、平和な日々が続いているんでしょうかね…☆2014/10/19

Kajitt22

19
1989年、ベルリンの壁の崩壊とともに、ジョン・ル・カレは過去の人になったと思っていたが、チェチェンとイスラム世界を背景に、鮮やかに現代の諜報戦を描いている。イッサの訳の分からなさは、今のISや、自爆テロを連想させ不気味だ。映画は未見だが、フィリップ・シーモア・ホフマンはトミー・ブルーだとばかり思っていた。2015/03/16

林 一歩

17
安定した面白さ。2014/11/14

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