内容説明
「えっ、恐竜って直立歩行をする爬虫類だったの!?」「恐竜が先?それとも鳥が先?」「コハクに閉じこめられたDNAから恐竜を再現するなんて、ほんとにできるの?」…雑学好きの心をくすぐる基本レベルから、コアなマニアむけの最先端情報まで、あらゆる読者の好奇心を満足させる恐竜学エンターテインメントが文庫になって登場。最新の発見を補い、新稿「恐竜と分子生物学」をくわえてアップデートした、改訂増補版。
目次
1章 「恐竜」と呼ばれる一群の動物たち
2章 恐竜時代の黎明期
3章 恐竜の「種」はどれほどあるか
4章 角竜亜目の源流をたずねて
5章 獣脚亜目のルネッサンス
6章 恐竜たちの熱戦略
7章 恐竜人類伝説
8章 鳥は空飛ぶ恐竜か
9章 恐竜と分子生物学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AR読書記録
2
子供の頃にティラノサウルスやトリケラトプスのおもちゃあったな、ってとこから、大して知識を更新せぬままこの本にきたので、一足跳びに認識が進んだ気がするぞ。そして『ジュラシック・パーク』もエンタテインメントとはいえ、知識をつなぐよい中継点になっていたっぽいので、当時ちいとも観ようとしなかったことが、少々惜しまれる。んー、文調がかなり軽かったのでこちらの気分もかなり軽くなってつい言うが、口絵に「現代恐竜学の巨人たち」と、写真・名前が並んでるのみると、つい「恐竜学、スターシリーズ!」ネタにならんかな、などと...2015/05/28
naoto
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97年発行なのでもう15年も前の本だけど、おもしろかった。恐竜化石から進化の考察、恐竜業界?の話…恐竜は鳥になったって言われてるけど、逆に鳥から恐竜が進化したって話もあるらしい。もっと恐竜を知りたくなってきた!2012/09/10