内容説明
1969年、全世界が人類初の月ロケット、アポロ11号打ち上げに歓声をあげるなか、もうひとつの宇宙船が密かに地球を飛び立っていた。19世紀末北極で発見された巨大な機械生命体の調査研究をもとに建造されたゴースト1号。だがそのテスト中、新型エンジンが暴走、気がつくと彼らは何処とも知れぬ銀河のただなかに…そこでは敵対する2つの機械生命体―サイバトロンとデストロンの壮絶なる戦いが繰り広げられていた。
著者等紹介
フォスター,アラン・ディーン[フォスター,アランディーン][Foster,Alan Dean]
1946年、ニューヨークの生まれ。ロサンゼルスで育ち、カリフォルニア大学では政治学で学士号、映画研究で修士号を得る。長篇The Tar‐Aiym Krangで1971年にデビュー。1974年公開のジョン・カーペンター監督『ダーク・スター』の小説化にはじまるノヴェライゼーションで、一躍その名を知られる
金子司[カネコツカサ]
1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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せ~や
10
過去に読了。トランスフォームするシーンが、文章だとどうしてもわかりにくい
ことり
1
軍だとか人間が絡んでくるととたんにIQが下がるのでちょっと流し読みしてしまった……ジャズがいっぱいしゃべってくれてて、ちょっとからかわれてたりなんかして、若き戦士でよかった。すき。ビーが興奮して頷いたりするのもかわいいけど、やっぱり話せないの辛いよね……2019/06/07
郷里
0
全体的にスタースクリームが頑張っていた。初代アニメを彷彿とさせる振る舞いに笑ってしまった。「アポロ11号発射の同時刻に別のロケットも発射されていた」という導入部分は、映画の前日譚である以前に、小説として純粋に面白い。巨大ミミズとロシア人スパイが交互に登場するのは、何だかとてもミスマッチだ(笑) トランスフォーマー側のやりとり目当てに読んだにもかかわらず、人間側のドラマに感動した。強大な力を持つトランスフォーマーに対して、人間が意地を見せつけるのは燃える展開。2009/08/16
スズキ・コバ
0
実写の前日譚に当たる小説。映画が人間目線が基本であるのに対して、トランスフォーマー目線もあるのが良い。映画に出てきたトランスフォーマー達がどんな性格で、どんな関係で、これまで何をしてきたかがよく分かる。SFとして面白いと思う。
もひ
0
ジャズが好きなので会話している彼がみれてまあまあ楽しめました。最後は少し切なかったですね。2013/05/27