内容説明
復興をめざす地球と〈ストーン〉の対立が深刻化するなか、かつて〈道〉の彼方に消えたロシア人将校が地球に現れた。その目的は?異星人ジャルトの真意はどこに?〈道〉の神秘を解明すべく、おのれの身を捧げた天才科学者パトリシアの運命は?そして無限の時空をつらぬく〈道〉の再結合は宇宙と人類にどんな運命をもたらすのか?人気作家ベアが前作『永劫』を遙かに上まわるスケールではなつ、ファン待望の続篇登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
餅屋
9
TheWayシリーズ■復興をめざす地球と〈ストーン〉の対立が深刻化する中、かつて〈道〉の彼方に消えたミルスキーが地球に現れる■〈道〉を創造した未来人類も宇宙では未熟で、感情に流され誤りを犯す姿が描かれた。戦争相手のジャルトが『記録』を蒐集し、それをどう活用するのかという伏線も巧妙だ。地球を東ドイツに見立て、統合ドイツのEU入りを予言するような話だと考えていた自分の浅はかさを恥じた。『ブラッド・ミュージック』を超え『三体』の源流を思わす壮大さがある。何が正されたのかは曖昧で、予定調和とも読める/1988年刊2026/09/08
to_chan
6
イーガンとダン・シモンズを足して2で割ったような面白さだった。2024/03/17
あんころもち
3
ラニアーとオルミイそれぞれのもとにやって来た予期せぬ訪問者と、持ち込まれた謎。パトリシアの孫娘リタの冒険。前作と比べるとわかりやすいツカミに引き込まれたのですが……。 読み終わってみると、なんだか自分勝手な奴が多く、自分が楽になりたいから過去の過ちを質したという印象だけが残り、後味はあまり良くなかった。正しく読めていないのかもしれない。2024/10/16
マサトク
3
堂々、圧巻の完結というべきか。イメージ的なもの(多元宇宙を貫く「道」、電子化された市民)含めて、イーガンの源流を感じるなあ。読んでる間じゅう楽しかったし、圧倒された。前作が旅立ちの物語とすれば、今作は帰還の物語。良かった。2023/07/23
まなな
2
壮大すぎて置いてけぼりだけどグッドエンドなのかな??2023/09/02




