出版社内容情報
あらゆるモノをネットワークでつなげるという1980年代以来の構想がいよいよ実現しはじめ,世界中の企業が次々と新たなサービスを生み出している.世界はどこまでデジタル化できるのか.IoT(Internet of Things)による生活と社会の変革の現状と未来を語る.
内容説明
ロボット掃除機、スマートスピーカー、スマート家電、スマートホーム…。そして、身体や社会のすみずみにまでデジタル変革は浸透していく。あらゆるものがネットワークでつながるIoT。最前線にいる研究者・企業人がその未来を語る。
目次
1 IoTにすまう(すまいからの未来提案―その実例と展望・課題;ネット回線事業からインテリジェントホームへ)
2 あまねく進むデジタルトランスフォーメーション(ユビキタスコンピューティングからIoTへ;デジタルの威力―事業・社会・地方を変える;何でも安心してつながるようになるためには)
3 イノベーションを推し進める技術たち(ウェアラブルエレクトロニクス―IoTの一部としての人体;「自分を見るメガネ」の可能性;MEMSエナジーハーベスターによるIoTへの電力供給)
著者等紹介
喜連川優[キツレガワマサル]
1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了、同年東京大学生産技術研究所入所、2013年国立情報学研究所所長。元情報処理学会会長、中国コンピューター学会栄誉会員。受賞歴:ACM SIGMOD Edgar F.Codd Innovations Award、紫綬褒章、C&C賞、SNIA’s Hall of Fame and Profiles in Achievement、レジオン・ドヌール勲章シュバリエ、全国発明表彰21世紀発明賞等、受賞多数
野城智也[ヤシロトモナリ]
1985年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、建設省建築研究所研究員、武蔵工業大学建築学科助教授、東京大学大学院工学系研究科助教授を経て2011年より現職。その間に、東京大学生産技術研究所所長(2009‐2012)、東京大学副学長(2013‐2016)を歴任、日本建築学会論文賞及び著作賞、日本公認会計士協会学術賞などを受賞。サステナブル・ビルディング、建築生産・プロジェクトのマネジメント、イノベーション・マネジメントに関する研究や、住生活にかかわるIoTシステムの開発を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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