出版社内容情報
生物の種の多様性はどのようにしてできたのだろうか.じつは,ヒトが文明を発展させていくことと平行して多くの植物たちは生まれてきたのである.ヒトと植物の関係性の物語を見いだし,ヒトと自然の調和ある共存について考える.
内容説明
自然“破壊”が今日の生物の多様性を生みだした!新石器革命に始まる文明の進歩とともに、植物は、ヒトと共存する進化の道を歩みはじめた。今、その植物たちを絶滅させないために、新たな共生の道が問われている。
目次
プロローグ 自然を考える
第1章 植物が直面する危機
第2章 新石器時代の自然
第3章 植物と有性生殖
第4章 かけ込み進化
第5章 新石器時代以後に生じた植物たち
第6章 急がば回れ
第7章 明日の地球の平和のために
エピローグ ナチュラルヒストリーの現在像