スペクトル法による数値計算入門

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130613057
  • NDC分類 418.1
  • Cコード C3041

出版社内容情報

偏微分方程式の数値解法の一種であり,天気予報や乱流計算など大規模な数値計算を必要とする分野でも実用され,高精度の数値解が得られるスペクトル法.本書ではその基礎についてわかりやすく解説.読者が実際に使えるようになるよう,実践面に重点をおく.

内容説明

本書は、スペクトル法の入門書であり、東京大学理学部および教養学部の3年生を対象に行なった授業に基づいている。できるだけ具体的で簡単な例から順を追って解説する形式をとり、数学的な詳細などはできるだけ後まわしにして、初めてスペクトル法に触れる読者の抵抗感を減らすように努めている。

目次

第1章 スペクトル法とは?
第2章 フーリエ級数を用いたスペクトル法
第3章 高速フーリエ変換(FFT)
第4章 常微分方程式の初期値問題の数値解法
第5章 チェビシェフ多項式を用いたスペクトル法
第6章 球面のスペクトル法
第7章 さまざまな問題への応用
第8章 スペクトル法の理論
付録

著者等紹介

石岡圭一[イシオカケイイチ]
1967年東北地方に生まれる。1995年京都大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。1995‐1997年日本学術振興会特別研究員(PD)。1997‐2003年東京大学大学院数理科学研究科助教授。2003年京都大学大学院理学研究科助教授。現在に至る
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感想・レビュー

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数値計算の時間発展においてどのように差分化して解くか、について調べていた時に参考にした文献。オイラー法からルンゲ・クッタ法、そしてそれらの説明まで丁寧にまとめられた一冊。私の机に一冊置いておくべきだ。2014/05/06

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