プレート収束帯のテクトニクス学

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130607384
  • NDC分類 455.8
  • Cコード C3044

出版社内容情報

地球の進化において,プレート収束帯は,海洋プレートの沈み込み帯での火山活動による大陸形成,また島弧や大陸同士がぶつかりあう衝突帯での地殻改変を通じて,中心的な役割を果たしてきた.地球システム全体の時間的空間的変化を総合的に取り込んだ新しい「テクトニクス学」を語る.

目次

第1部 基礎編―一般的背景とテクトニクス学(テクトニクス学の研究対象;地球の層状構造と第一近似の物質構成;一般的背景としてのプレートテクトニクス)
第2部 沈み込み帯のテクトニクス学(現在の地球のプレート沈み込み帯;プレート沈み込み帯のテクトニックな諸現象;付加体の構成物質と形態;造構性浸食作用;プレート沈み込み帯の地震;海嶺の沈み込み;島弧地殻の再編成;沈み込み帯でのテクトニックなバランスと物質循環)
第3部 衝突帯のテクトニクス学(島弧‐島弧の衝突の島弧会合部;島弧と大陸の衝突帯;大陸間衝突のテクトニクス―ヒマラヤ地域;大陸間衝突のテクトニクス―アルプス・地中海地域)

著者等紹介

木村学[キムラガク]
1950年北海道夕張市に生まれる。1974年北海道大学理学部卒業。1981年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。1982年香川大学教育学部講師、助教授。1994年大阪府立大学総合科学部教授。現在、東京大学大学院理学系研究科教授、理学博士
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