出版社内容情報
植物園とはなにか――東京大学植物園長として植物園のあるべき姿を考え,国際植物園連合総裁として国際的な視点から日本の植物園をみつめてきたひとりの植物学者が,植物園の歴史をたどりながら,その現代的な意義を論じ,さらに長期的な将来構想を提示する.日本や世界の植物園を写真入りで多数紹介.
目次
第1章 植物園とは何か
第2章 植物園に求めるもの
第3章 植物園のあるべき姿
第4章 日本の植物園
第5章 世界の植物園
第6章 これからの植物園
著者等紹介
岩槻邦男[イワツキクニオ]
1934年兵庫県に生まれる。1957年京都大学理学部植物学科卒業。1963年京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。京都大学教授、東京大学教授、立教大学教授を経て、現在、放送大学教授、兵庫県立人と自然の博物館長。東京大学理学部附属植物園長、(社)日本植物園協会会長、国際植物園連合会長などを歴任した後、(社)日本植物園協会顧問を務める
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