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出版社内容情報
『日本の素顔』を作った吉田直哉から,現在では映画監督として活躍する是枝裕和まで,テレビ・ドキュメンタリー番組の制作者たちはどのように時代と格闘し,日本社会を描いてきたのか.戦後日本社会を記録した代表的なテレビ・ドキュメンタリーの変遷をたどる.著者初の単著.
内容説明
ドキュメンタリー番組の画期をたどる。
目次
第1章 テレビ・アーカイブの扉を開く
第2章 記録映画との訣別―吉田直哉と『日本の素顔』
第3章 人間くさいドキュメンタリー―牛山純一と『ノンフィクション劇場』
第4章 お前はただの現在にすぎない―萩元晴彦・村木良彦と『あなたは…』
第5章 カメラとマイクという凶器―田原総一朗と『ドキュメンタリー青春』
第6章 ドキュメンタリーは創作である―木村栄文と『あいラブ優ちゃん』
第7章 真夜中のジャーナリズム―磯野恭子と『NNNドキュメント』
第8章 固定しない精神で―是枝裕和と『NONFIX』
第9章 東日本大震災を記憶する―震災ドキュメンタリー論
著者等紹介
丹羽美之[ニワヨシユキ]
東京大学大学院情報学環准教授。専門はメディア研究、ジャーナリズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。