日本の社会保障システム―理念とデザイン

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130421478
  • NDC分類 364
  • Cコード C3033

出版社内容情報

まえがき(吉田健三・木下武徳・加藤美穂子)

第1章 日本の社会保障システムの理念(渋谷博史)

1 日本の社会保障システムの理念

2 社会保障システムの経済基盤

3 分立的な制度デザインと財政構造

4 本書の構成

第2章 年金システム(吉田健三)

1 年金システムの意義と役割

2 日本における公的年金の形成史

3 日本の年金システムの仕組み――分立的制度と財政調整

4 公的年金の2つの課題

第3章 医療保障システム(中浜 隆)

1 医療保障システムとは

2 経済成長と皆保険システム

3 分立的な制度設計と財政調整

4 医療保険の社会的意味

5 無保険者とグローバル化

第4章 介護保険と高齢者福祉――財政調整と財政資金の投入(加藤美穂子)

1 介護保険の理念

2 高齢化と介護ニーズの高まり:歴史と社会状況

3 介護保険の仕組み

4 財政構造

5 介護保険システムの調節――予防重視と地域化と持続可能性

第5章 社会福祉システム(木下武徳・渋谷博史)

1 社会福祉の意義

2 社会福祉の3つの画期

3 生活保護制度

4 障害者福祉と児童福祉――八王子市の施策の体系を例に

終 章  21世紀の福祉国家のグローバル展開(渋谷博史)

内容説明

日本の経済社会を支える仕組みを正確に知る。主権者である国民一人ひとりが高い関心を持たなければ、将来の社会保障システムは支えられない。老後の生活やケガや病気、そして介護に至るまで、身近な生活のリスクへの備えである社会保障システムの全体像を丁寧に解説するテキスト。

目次

第1章 日本の社会保障システムの理念
第2章 年金システム―市場経済と労使関係を基盤として
第3章 医療保障システム
第4章 介護保険と高齢者福祉―財政調整と財政資金の投入
第5章 社会福祉システム
終章 21世紀の福祉国家のグローバル展開

著者等紹介

木下武徳[キノシタタケノリ]
立教大学コミュニティ福祉学部教授。1974年生まれ

吉田健三[ヨシダケンゾウ]
青山学院大学経済学部准教授。1975年生まれ

加藤美穂子[カトウミホコ]
香川大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふたし

0
図書館で借りた本。日本の社会保障のこれまでと現状を比較的肯定的に捉えながら、課題の指摘を行っている。2021/03/02

のら

0
悪い意味で、思っていた以上に入門的な内容。あとがきにもあるとおり「具体的な政策提言は行われていない」ことも残念でした。社会保障の入門書であれば、長沼建一郎『社会保険の基礎』がお薦めです。2018/11/28

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