出版社内容情報
高崎市の農村での調査を基礎に家族協定の実態を記載し、さらにそこから窺える日本人の契約意識を探る。法社会学の基本研究書。
目次
序章 本書の枠組みと構成
第1章 家族協定―用語と概念の問題
第2章 農業統計からみた家族協定の背景
第3章 家族協定に関連する組織
第4章 家族協定の歴史的概観
第5章 家族協定の普及と経済的・制度的要因との関連
第6章 家族協定と日本の契約観
第7章 家族協定の社会的次元
第8章 事例研究:群馬県高崎市における家族協定
終章 結論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フクロウ
3
『法学再入門 秘密の扉』の法人理論回で出てくる神話と儀礼のエキスパート、愛媛は松山出身のKeizotti先生の主著であり、かねてから読みたい読みたいと思っていたのだが、今読むことができた!笑 戦後から2000年くらいまでの間の群馬は高崎の農民たちの持つ観念体系に、組織図やインタヴューや果ては農業系会報に載った家族協定調印式のひとひらの写真の構図から肉薄していく手つきはまさに「読む」ことの真髄を示している。もちろんバックにはドイツ経由の「ことば=観念=行為の連帯」+儀礼=家族協定という予めの見立てはあるが。2026/03/09




