東大塾<br> 東大塾 社会人のための現代ロシア講義

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東大塾 社会人のための現代ロシア講義

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130330732
  • NDC分類 302.38
  • Cコード C1030

出版社内容情報

クリミア併合、シリア問題、領土問題……ロシアはどこへ行くのか。世界が注目する大国を最新の研究成果をもとに多角的に分析。クリミア併合,シリア問題,ガスパイプライン,北極海航路.現在でもなお世界の大国として存在感を示し続けているロシア.ロシアのいまを政治,経済,歴史,外交など多角的な視点から渉猟し,今後の日ロ関係までを射程に,最新の研究成果をもとに分析する.

第1講 現代史のパースペクティヴにおけるソ連とロシア(塩川伸明)

第2講 ナショナリズム――多民族国家ロシアにおけるナショナリズム(池田嘉郎)

第3講 クリミア問題――社会変革としての東部ウクライナ動乱,およびロシアの関与について(松里公孝)

第4講 法律――ロシアは「法治国家」か?(小森田秋夫)

第5講 経済――ロシア経済の現状と展望(栖原 学)

第6講 シベリア――シベリア開発とその課題(渡邊日日)

第7講 都市――ロシアの都市インフラ・ビジネスの可能性(鳩山紀一郎)

第8講 エネルギー――ロシアの資源・エネルギー戦略(本村眞澄)

第9講 交通路としての北極海――北極海航路の可能性(北川弘光)

第10講 ロシアの今後 ロシアのゆくえ,そして日露関係を考える(和田春樹)<br>

あとがき

塩川 伸明[シオカワ ノブアキ]
塩川 伸明
塩川伸明:東京大学名誉教授

池田 嘉郎[イケダ ヨシロウ]
池田 嘉郎
池田嘉郎:東京大学大学院人文社会系研究科准教授

内容説明

大国・ロシアはどこへむかうのか。クリミア問題・ナショナリズム・資源・シベリア・北極海航路・歴史・経済・法律…。最新のロシア事情を第一線のロシア研究者がわかりやすく解説した格好の入門書。東京大学による社会人むけ連続講座、「グレーター東大塾」書籍化第二弾。

目次

第1講 歴史―現代史のパースペクティヴにおけるソ連とロシア
第2講 ナショナリズム―多民族国家ロシアにおけるナショナリズム
第3講 クリミア問題―社会革命としての東部ウクライナ動乱、およびロシアの関与について
第4講 法律―ロシアは「法治国家」か?
第5講 経済―ロシア経済の現況と展望
第6講 シベリア―シベリア開発とその課題
第7講 都市―ロシアの都市インフラ・ビジネスの可能性
第8講 エネルギー―ロシアの資源・エネルギー戦略
第9講 交通路としての北極海―北極海航路の可能性
第10講 ロシアの今後―ロシアのゆくえ、そして日露関係を考える

著者等紹介

塩川伸明[シオカワノブアキ]
東京大学名誉教授。1948年生まれ。74年東京大学教養学部教養学科卒業。79年東京大学大学院社会学研究科国際関係論専門課程博士課程単位取得退学。79年東京大学社会科学研究所助手。82年東京大学法学部助教授・教授を経て、2013年定年退職

池田嘉郎[イケダヨシロウ]
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。1994年東京大学文学部西洋史学科卒業。98年文部省アジア諸国等派遣留学生(ロシア連邦、モスクワ、ロシア科学アカデミー・ロシア史研究所研究員、2000年9月まで)2003年3月東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学(2005年10月博士号(文学)取得)。06年9月新潟国際情報大学情報文化学部情報文化学科講師。10年4月東京理科大学理学部第一部教養学科准教授。13年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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榊原 香織

60
ヴァラエティに富んだ話題(堅めだが) 哀しいな。この頃は日露の関係を改善しようといい感じだったのに。 悪名高い佐藤優、とチラ出 そうなのか。 都市インフラ、道路事情がさすがおそロシア。 DNA的に挟撃に対する恐怖感があるようです。 今回の戦争もそうかな。 北極海航路の話がやや驚きだったのでネットで探してみます。 2016年刊2022/04/05

シモネッタ

8
全体的によくまとめられていると思う。しかし、最後の項で佐藤優の名前が出てきてびっくり。それも東大出版からの教科書的な書籍なのに、あまり良い印象でない書き方で名指しされていた。2017/05/27

さえきかずひこ

5
隣国ロシアの歴史、ナショナリズム、クリミアやウクライナの問題、法律、経済、シベリア、都市インフラ、エネルギー、北極海、そして北方領土の10のトピックについて主に東大の研究者たちが分かりやすく論じる講義を一冊にまとめたもの。クリミアやウクライナなどの問題はロシアと周辺国の長く複雑な政治・経済・民族の歴史が背景にあり、知識不足で理解するのが難しかったが、ロシアは中東の産油国と似たような経済構造で税収の半分以上を石油やガスから得ており、本邦のエネルギーセキュリティ上も重要なパートナーであることがよく分かった。2020/11/06

Moloko

2
ロシアについて、政治経済だけでなく、シベリアやロシアの交通インフラやエネルギーや交通路としての北極海なども独立したテーマで扱っていて、ロシアに対して日本がどうアプローチしていけるのかという視点にスポットを置いて解説していてかなり勉強になった。ウクライナ問題についても、ロシアが領土的に欲しいのはクリミアだけで、東部ウクライナの独立運動派(共産党や若者集団)が見切りで内戦に突入して、ロシアが彼らを西部に戻して(西部)ウクライナのNATO加盟を阻止するよう、彼らの頭越しで交渉していたと述べられていて面白い2017/02/01

たけふじ

1
19Cまで西欧諸国に比べて皇帝権力が強く、「市民」の形成が遅れたロシア。それにより、民主主義と車の両輪になる私的所有権の保護(所有権を守るために利害を調整する=民主主義的政治)の意識の形成も遅れ、ますます民主主義は根付かない。ソ連が崩壊した後も、上からの民主化にすぎず、結局国民を「市民」にすることはできなかった。むしろ、ソ連の崩壊というトラウマによりロシア国民が求めているのは民主主義よりも安定性。強いロシア、強い指導者を求めるようになっていった。それが、圧倒的勝利で4期目を決めたプーチンを正当化していく。2018/03/26

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