国際関係論講義

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130322171
  • NDC分類 319
  • Cコード C3031

出版社内容情報

東京大学教養学部での長年の講義をベースに、国際社会の成り立ちを平易に解説した体系的入門書。

国際関係はどのように成り立っており,われわれはどのように関わっていくのか.国家間の関係だけでなく市民を基本構成単位とする地球社会に注目し,国際関係の基礎概念から平易に解説する.東京大学教養学部での長年の講義をベースとする体系的入門書.

序 章 地球社会の中の国際関係
第1部 地球社会の成り立ち
第1章 主権国家システム
第2章 近代国際システム
第3章 国際規範の変化と主権国家システムの変容
第4章 地球社会の中の主権国家システム
第2部 地球社会の主体とアイデンティティ
第5章 国民共同体の形成とナショナリズム
第6章 国民の利益追求
第7章 国民共同体の相対化
第8章 国民に括りきれない人々
第3部 地球社会の中の政治
第9章 政治分析の基礎概念
第10章 外交ゲーム
第11章 構造・制度とパワー
第12章 柔軟性の政治
第4部 地球社会の課題
第13章 深まる一体性と高まる負荷
第14章 広がる格差と強まる緊張
第15章 課題に向かいあう取り組みと枠組
終 章 地球社会の将来に向けて

内容説明

政治・経済・文化などさまざまな要因が絡み合う国際関係の成り立ちを基礎概念から平易に解説する。東京大学教養学部での長年の講義をベースとする体形的入門書。

目次

地球社会の中の国際関係
第1部 地球社会の成り立ち(主権国家システム;近代国際システム;国際規範の変化と主権国家システムの変容;地球社会の中の主権国家システム)
第2部 地球社会の主体とアイデンティティ(国民共同体の形成とナショナリズム;国民の利益追求;国民共同体の相対比;国民に括りきれない人々)
第3部 地球社会の中の政治(政治分析の基礎概念;外交ゲーム;構造・制度とパワー;柔軟性の政治)
第4部 地球社会の課題(深まる一体性と高まる負荷;広がる格差と強まる緊張;課題に向かい合う取り組みと枠組)
地球社会の将来に向けて

著者等紹介

山影進[ヤマカゲススム]
1949年生まれる。1972年東京大学教養学部教養学科卒業。1982年マサチューセッツ工科大学Ph.D.現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Haruka Fukuhara

16
山影先生の国際関係論の講義は、駒場に進学したばかりの時分にはまったく響かなかったけれど、今ならその良さが少しは汲み取れるようになったのではないかと思う。実直、真摯なよい先生だったが、求めていたものとは違う抽象的な理論、モデルに終始する講義には率直に言って失望を禁じ得なかった。英米では大学入学前に自由時間をとるギャップイヤーがあると聞くが、日本でも高校-大学間の溝を埋めるためには単にわかりやすい導入科目を取り入れるだけでなく、そういった実社会を知る機会を用意することも必要なのかもしれない…随分脱線したが良書2017/09/03

ぽん教授(非実在系)

3
一応入門講義で扱う初学者向けの内容であると書いていて実際予備知識なしでも読めないことはない、がしかし質的にはかなり重たい。システム論やゲーム理論までふんだんに用いてくる。その割に国家の擬人化やビリヤード・モデルを一切用いないため抽象的なものを抽象的なまま論じていることもあって読者に相応以上の頭脳を要求してくる。素晴らしい内容だが、学習能率を考えると一冊目の国際関係論に使うのはきついと思った。2015/08/16

Moloko

1
読み進めるのにまあまあな根気がいる本だったが、国際関係論で基本的な知識はだいたい踏まえている本だと思う。ゲーム理論的な分析も類書に比べてよく説明的で、理解が深まるように書かれていたと思う。2016/05/06

HIB

1
「主権国家システムの生成と現在」の箇所は、サンデルの『公共哲学』を読んであると面白い見解が得られる。少し前の西洋の主権国家システム内部と、同時期のアメリカのリベラリズムの考え方を比較してみるのも面白い。

枕流だった人

0
船橋市2015/11/03

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