チャイナ・インパクト―近隣からみた「台頭」と「脅威」

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チャイナ・インパクト―近隣からみた「台頭」と「脅威」

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130302111
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C3031

出版社内容情報

経済大国・中国は,超大国を目指し,「一帯一路」構想,アジアインフラ投資銀行(AIIB)などをはじめ,さまざまな戦略で近隣諸国を巻き込んでいる.領土問題や華僑を抱えるそれらの国々は国をどのように見ているのか.各国の中国・地域研究者が中国からの影響について最新の知見をもとに分析する.

序 章 「チャイナ・インパクト」という研究課題(園田茂人/デヴィッド・S・G・グッドマン)



第I部 主権・領土問題を抱えて

第1章 台湾――反中運動発生の力学(王 振寰)

第2章 ヴェトナム――揺れ動く対中認識(ドー・タン・ハイ)

第3章 フィリピン――分裂する国内の利益と中国評価(アイリーン・S・P・バヴィエラ)



第II部 華人世界の中の多様性

第4章 タイ――不安定な国内政治が生み出した対中関係(ケヴィン・ヒューイソン)

第5章 マレーシア――親中心理を支える構造(楊 國慶)

第6章 インドネシア――多様性が生み出す対中政策(エヴィ・フィトリアニ)

第7章 オーストラリア――中国脅威論の歴史と現在(デヴィッド・S・G・グッドマン)

終章 チャイナ・インパクトの作動メカニズム(園田茂人)



China Impact: Threat Perception in the Asia-Pacific Region

Shigeto SONODA and David S.G.GOODMAN, Editors

[ソノダ シゲト]
編集

内容説明

主権・領土問題で揺れる台湾・ベトナム・フィリピン、華僑を多く抱えるタイ・マレーシア・インドネシア、中国移民で揺れるオーストラリア…。各国における中国の影響について最新の研究成果をもとに分析する、中国研究の新展開。

目次

チャイナ・インパクトという研究課題
1 主権・領海問題を抱えて(台湾―反中運動発生の力学;ヴェトナム―揺れ動く対中認識;フィリピン―分裂する国内の利益と中国評価)
2 華人世界の中の多様性(タイ―不安定な国内政治が生み出した対中関係;マレーシア―親中心理を支える構造;インドネシア―多様性が生み出す対中政策;オーストラリア―中国脅威論の歴史と現在)
チャイナ・インパクトの作動メカニズム

著者等紹介

園田茂人[ソノダシゲト] [Goodman,David S.G.]
1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。中央大学教授、早稲田大学教授などを経て、東京大学東洋文化研究所教授

グッドマン,デヴィッド・S.G.[グッドマン,デヴィッドS.G.]
1948年生まれ。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)で博士号取得。シドニー工科大学教授、シドニー大学教授などを経て、西安交通・リバプール大学中国研究部主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

13
2014年に始められた研究プロジェクト「中国脅威論を超えて:『中国の台頭』をめぐる海外中国研究者との対話」が元になっている。台湾、ヴェトナム、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、夫々の国・地域における台頭する中国への心理的反応や認識、具体的な対応の特徴や歴史的変遷などが論じられる。個々の国・地域によって様々な事象が見て取れる。個人的には、オーストラリアの白豪主義と中国移民の関係の歴史的推移と、中国の脅威への両面的な対応に関する議論は、他のアジア諸国とは違った意味で新鮮だった。2018/04/15

ののまる

7
もういろんなインパクトありすぎで。コロナとか。2020/06/04

Masako3

2
★☆☆ オーストラリアを含む主なASEAN諸国と台湾と中国との関係を異なる筆者が解説している。経済、南シナ海の領域問題を含む軍事的脅威、人権や言論の自由などの民主主義観点からの見方などが主な切り口だ。筆者によって視点が異なり、たまに主観的な立場を明確にしている章もあってでこぼこしているところはあるが、編者が最後にわかりやすくまとめてくれている。当然ながら、国によって味方は大きく異なる。日本のメディアによる論調だけをみていてはダメだ。2018/04/28

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