出版社内容情報
あの子がさらわれた!
囚われの身となったゴールデン・レトリーバーのタミーを奪還するべく、
クマネズミのタータとチッチをはじめとする大小7匹の動物混成部隊が、東京大横断の旅に出た――
大人気を博した「小さなネズミ一家の大きな冒険譚」、
あの『川の光』の仲間たちが、今度はまさかの事件に巻き込まれる。
フリスビー盤での川下り、ベランダを伝った高層マンションからの脱出、
地下ギャングとの闘い……ある時はタワーに昇り、ある時は空を飛び、
友だちのために何ができるかだけを考え、にわか救出チームは東京中を駆け巡る!
本書で大奮闘する“7匹のサムライ”
マクダフ:チームリーダーの小型雑種犬
、キッド:誇り高い、若きクマタカ、タータ&チッチ:川に住むクマネズミの兄弟、ビス丸:おっちょこちょいのシェパード
、リル:気の強いおきゃんなスズメ、マルコ:酒に目のないドブネズミ
松浦寿輝[マツウラヒサキ]
著・文・その他
内容説明
渋谷のスクランブル交差点でバラバラになってしまった救出チーム。ある者は地下ギャングと闘い、ある者は病に倒れ、それでも謎の「タワー」を目指し必死の旅を続ける。果たして7匹は、再び集結し、囚われのタミーを見つけ出すことができるのか?彼らに残されたのは、互いへの信頼だけ。『川の光2 タミーを救え!』を上下巻に分冊。
著者等紹介
松浦寿輝[マツウラヒサキ]
1954年、東京都生まれ。詩人、小説家、批評家。88年に詩集『冬の本』で高見順賞、95年評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、2000年小説『花腐し』で芥川賞、05年『半島』で読売文学賞、15年『明治の表象空間』で毎日芸術賞、17年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど、縦横の活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
のん
ケ・セラ・セラ
不二子
あす