中公文庫<br> 荒地/文化の定義のための覚書

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荒地/文化の定義のための覚書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065789
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C1198

出版社内容情報

「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦【目次】  荒 地? 死者の埋葬 ? チェス遊び ? 劫火の説教 ? 水死 ? 雷の曰く「荒地」自註 文化の定義のための覚書第1章 「カルチュア」の三つの意味第2章 階級と「エリット」第3章 統一性と多様性:地域第4章 統一性と多様性:宗派と祭式第5章 文化と政治についての一つの覚書第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語附 録 ヨーロッパ文化の統一性 エリオットの人と思想(深瀬基寛)

T・S・エリオット[ティー・エス・エリオット]
著・文・その他

深瀬 基寛[フカセモトヒロ]
翻訳

内容説明

第一次大戦後のヨーロッパの精神的混迷を背景とした長篇詩「荒地」。第二次大戦下において対立・分断された文化の統一性を探究した鋭利な文化論。この代表作二篇を合わせた決定板作品集。巻末に深瀬基寛による概説「エリオットの人と思想」を併録する。

目次

荒地(死者の埋葬;チェス遊び;劫火の説教;水死;雷の曰く)
文化の定義のための覚書(「カルチュア」の三つの意味;階級と「エリット」;統一性と多様性:地域;統一性と多様性:宗派と祭式;文化と政治についての一つの覚書 ほか)

著者等紹介

エリオット,T.S.[エリオット,T.S.] [Eliot,Thomas Stearns]
1888年アメリカ合衆国生まれ。イギリスの詩人、批評家、劇作家。革新的な技法と宗教性の深い作品により英文壇を代表した。1948年、ノーベル文学賞受賞。65年没

深瀬基寛[フカセモトヒロ]
1895(明治28)年高知県生まれ。東京帝国大学卒業。松江高、三高の教授をへて、1949年より京都大学教授。58年退官。同大学名誉教授。66(昭和41)年没。主な著書に『エリオット』(読売文学賞受賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hiro

5
50年前、20歳の時初めてエリオットの詩集の言語感覚に触れ、夢中になって・・・この20世紀最大のモダニズム詩人に押し上げだ初期の詩集「荒地」1923も暗唱するまで繰り返し、繰り返し読んだ・・・今回そのエリオット理解の為の読書として評論を中心に触れ、その最後がこのエリオットの文化論「文化の定義のための覚書」1948・・・そして知ったのがエリオットがその思想に於いて実にコンサバティブだったこと・・・あるいは問題を歴史を踏まえて真摯にを詰めていけばいくほどコンサバティブになって行ったということか・・・2019/03/10

トウリン

0
詩は『荒地』のみ。あとはエリオットについて。この人の詩集は岩波文庫のものも持っているけれど、こっちの訳の方が好きかな。2019/01/15

白いハエ

0
『荒地』の無頼さは身構えていた通り、自分が何を読んでいるのかわからなくなる。自註を携えて二回通読する。人間の荒涼に吹くからっ風のごとき声々。『文化の定義のための覚書』は正直今更読む必要があるのかはわからない。訳後を読み、戦争直後における日本での需要を知る分には良いが…ローレンツにせよ、ブランショにせよ、どうしてこの時期の思想家は芸術や文化を政治から引き離したがるのか。経済とお手々つないだいまの政治に、ここに定義されている文化ではもはや太刀打ちできまい。2018/10/08

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