出版社内容情報
帰郷した重兵衛が重臣たちに隠居の覚悟を告げている頃、その諏訪家に向けて、将軍の御朱印状が江戸を出立した。この使いの行列が、重兵衛出奔の端緒となった市之進斬殺や、忍びによる目付頭襲撃、江戸留守居役・塚本の死などを、三十年前のある騒動に結びつける口火となる。左馬助、惣三郎らの助力を得て、重兵衛は真相に迫れるのか!? すべての謎が、今明らかに――痛快時代小説シリーズ、第一部完結!シリーズ好評既刊:『闇討ち斬』『梵鐘』『暁闇』『刃舞』『道中霧』
内容説明
帰郷した重兵衛が重臣たちに隠居の覚悟を告げている頃、その諏訪家に向けて、将軍の御朱印状が江戸を出立した。この使いの行列が、重兵衛出奔の端緒となった市之進斬殺や、忍びによる目付頭襲撃、江戸留守居役・塚本の死などを、三十年前のある騒動に結びつける口火となる。すべての謎が、今明らかに―痛快時代小説シリーズ、第一部完結!
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年第一回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」(刊行時『義元謀殺』に改題)で受賞。2012年第一回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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klu
6
其々が重兵衛を助けるために奔走してくれたんですね そういえば中間の簪はどうなったんでしたっけ?2018/11/06
わたしは元気
3
あー、ドキドキした。 次、読みます。2022/02/18
川辺あきら
0
手習重兵衛第1部完結編。今回遂に完結とあって、これまで登場してきたオールスターキャストで重兵衛故郷の諏訪家騒動の解決に臨む。 ネタバレになるかもしれないが、個人的にはライバルの遠藤恒之助の死に際がかっこよかった。むしろ主人公よりもこういう屈折したキャラに肩入れしてしまう。2022/08/31