中公文庫<br> 棟居刑事のガラスの密室

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中公文庫
棟居刑事のガラスの密室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063952
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

親の反対を押し切って上京した七条由香が、死体で発見された。重要参考人として連行されたのは、隣室の住人・北前真司。犯行を自供するも、不審を抱く警視庁捜査一課の棟居弘一良と北前の妹は真犯人を追う。その最中、疑惑の男が服毒死を遂げる。二つの事件は関連しているのか!そして真相は―。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年に日本ミステリー文学大賞、08年『小説道場』で加藤郁乎賞、11年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あつひめ

65
点訳一校正完了。もしも本当に警察の捜査や取り調べがこういうのだったら怖いなぁと思った。第一発見者を疑えというのはよくある話かもしれないが、指紋があるからとか、交流があったからという程度で疑われたら誰も警察に協力しなくなるかもしれない。隣近所との関係も希薄になっている中、娘を殺された親、兄を容疑者とされて失った妹。兄を真犯人を知ってしまい殺された妹。元をただせば初動捜査に疑問が浮かぶ。法は誰の味方か。残されたものの苦しみはどうすればいいのか考えさせられた。2017/10/23

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