中公文庫<br> 世界の歴史〈24〉―アフリカの民族と社会

個数:
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
世界の歴史〈24〉―アフリカの民族と社会

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 03時56分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 625p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122052895
  • NDC分類 209
  • Cコード C1120

内容説明

人類誕生の地であり、悠久の歴史をもつアフリカ。多様な民族を関係性から読み解き、西洋やイスラームとの出会い、信仰や慣習から、人々の暮らしを浮き彫りにする。人類学の成果を得て、躍動する大陸の歴史を詳述する。

目次

第1部 自然と民族のアフリカ(自然と人間の共生史と矛盾;民族誌からアフリカ史を発掘する;多様な民族の生成と戦略)
第2部 都市と王国のアフリカ(プロローグ―アフリカ理解のために;王国のアフリカ;都市のアフリカ―地域間の交流;外部世界とアフリカ)
第3部 イスラームのアフリカ(プロローグ―人類学的イスラーム史叙述に向けて;セム的一神教の普及と土着化;イスラーム改革の胎動;「近代化」のなかのイスラーム復興)

著者等紹介

福井勝義[フクイカツヨシ]
1943年、島根県に生まれる。67年、京都大学農学部卒業。国立民族学博物館助教授などを経て、京都大学総合人間学部教授。農学博士。2008年逝去

赤阪賢[アカサカマサル]
1943年、京都府に生まれる。69年、京都大学文学部卒業。富山大学助教授、教授などを経て、京都府立大学文学部教授。2008年退官。専攻は文化人類学

大塚和夫[オオツカカズオ]
1949年北海道生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位修得。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。社会人類学博士。専攻は社会人類学、中東民族誌学。2008年紫綬褒章。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

10
170頁。ルワンダにおけるツチ族とフツ族の関係。東アフリカの牧畜民に見られるように、ツチにとってはウシは価値の中心だった。それは経済的価値をもたらすばかりでなく、社会的な威信を築く手段であり、宗教的・文化的価値の中心を占めていた。このウシを保有できるのはツチに限られたが、ツチはそれを農耕民のフツに貸与することにより恩恵を施した。フツはウシの飼育により利益は得たが、農作物や労役を提供することで報いた。こうして結ばれた臣従関係は、ヨーロッパや日本の中世に出現した「封建制」になぞらえることもあった。2017/08/07

Mzo

10
アフリカの歴史って古代エジプト史を別にすれば、奴隷の供給地になったこと、大半の地域が列強の植民地になったこと、1960年前後に相次いで独立したこと…くらいしか正直知らなかった。本書では主に民族学の視点から書かれており興味深い。アフリカにはアフリカの連綿たる文化があるんだよね、と当然のことを再認識。ただ、もう少し通史的な記載もあれば、より分かりやすかったかな。現在のアフリカの地図もあればより親切だったかと。2015/06/17

KAZOO

5
世界の歴史の中ではあまり注目をされない大陸の歴史だと思われますが、人類の起源の歴史に関しては今後さらなる調査が必要なところであると感じています。そのアフリカについて古代から最近時までを通史で書かれている貴重な本だと思います。前半などは日本の戦国時代のような感じです。植民地時代を過ぎて今後は自主独立と資源をめぐる世界の大国とのせめぎあいが大変になるという感じがします。2014/03/02

tieckP(ティークP)

2
アフリカには歴史を伝える文字資料が少ない、という状況で、1人目の筆者はただただ文化人類学的にアフリカの民族の性質を述べて、これが歴史だと強弁する。歴史ではないどころか、これは西洋に抵抗するアフリカびいきのマニフェストに過ぎず、頁が進むのはたんに反復が多いからだが、とまれ筆力があってなかなか読ませる。残りの2人は、点在する歴史的事実を整頓せずに個々のまま並べている。歴史を貫く時間が描かれていないが、事例は選りすぐられていて、なかなか知る価値がある。シリーズ名を外して副題を主題にしたなら読まれる価値はある本。2017/08/12

陽香

1
21002252013/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/334678
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。