内容説明
許嫁を藩主に奪われ、故郷を追われ江戸に流れ着いた浪人松葉刑部、人呼んで「病葉」刑部。元禄バブルの時代に、侍の魂を捨てきれない刑部が、その豪剣の腕を買われて始めた稼業は、刺客請負人!森村流、人情味溢れる時代小説読み切りシリーズ第一弾。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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