中公クラシックス
近代史における国家理性の理念〈2〉

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  • サイズ B40判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601681
  • NDC分類 201
  • Cコード C1222

出版社内容情報

「理念」とは政治のジレンマである。政治的合理主義や現実主義は往々にして「理念」を凌駕する。その狭間で格闘した思索の書。

内容説明

近代ドイツはマキアヴェリズム、理想主義、歴史主義をどのように受容したのか。歴史家マイネッケが綴るもう一つの史学史。

目次

第3篇 近代ドイツにおけるマキアヴェリズム、理想主義および歴史主義(ヘーゲル;ランケ;トライチュケ;回顧と現代)

著者等紹介

マイネッケ,フリードリヒ[マイネッケ,フリードリヒ] [Meinecke,Friedrich]
1862~1954。ドイツの歴史家。プロイセンのザルツウェーデル出身。ベルリン大学、ボン大学で学ぶ。シュトラスブルク、フライブルク、ベルリン大学等で歴史学を教えた。ランケの歴史主義の影響を受け、歴史の中の理念を追究した。政治的には自由主義で、ナチス政権の抑圧下にあった経験を『ドイツの悲劇』てして著している

岸田達也[キシダタツヤ]
名古屋大学名誉教授。1923(大正12)年、東京生まれ。旧制第三高等学校を経て、45(昭和20)年、東京帝国大学文学部西洋史学科卒業。名古屋大学助教授、教授を歴任。ドイツ史学史専攻。2013(平成25)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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