中公クラシックス<br> 人性論

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中公クラシックス
人性論

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  • サイズ B40判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601193
  • NDC分類 133.3
  • Cコード C1210

内容説明

イギリス古典経験論の掉尾を飾る懐疑的経験論。

目次

人性論
原始契約について

著者等紹介

ヒューム[ヒューム][Hume,David]
1711~1776。イギリス古典経験論を代表する哲学者。スコットランド南東部ベリクシャーのナインウェルズ生まれ。エディンバラ大学で古典とともにロックやニュートンの「新しい学問」を学ぶ。哲学や文学への欲求が強くフランスに渡る。『人性論』三篇を著し帰国後に出版。『道徳・政治論集』『人間知性研究』『政治論叢』『イギリス史』などを次々と刊行、思想家としての地位を不動のものとする。その間、エディンバラ、グラスゴー両大学の教授に推されるが、無神論者との世評から選に漏れる

土岐邦夫[トキクニオ]
1929年(昭和4年)長崎市生まれ。京都大学文学部哲学科卒。岡山大学教授を経て名誉教授。1999年(平成11年)逝去

小西嘉四郎[コニシカシロウ]
1927年(昭和2年)島根県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。関東学院大学教授を経て名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

68
どうもに苦手な感じの内容で、ヒューム自体の文章は易しいのですが、内容を理解しようとするとだめですね。カントの哲学の本(三大批判)を読んでいる気がしました。最初にある解説の一ノ瀬先生のがすべてだと思って読みました。2015/09/27

ころこ

38
『人生論』ではなくて、『人間本性論』の略です。経験1、経験2、経験3とあり、経験4が原因と結果に分節化され、抽象化、一般化されるのが普通です。ところが、経験1から一語文的に固有の出来事として経験される…彼にとって、ある経験は因果関係により分節化されて捨象される法則など無く、経験の全体性として受け止められる。経験4もまた固有の経験である。ヒュームを発達障害のような(文脈が無い)文脈で読み替えることが出来そうだというのは全くの思いつきですが、ヒュームの再評価には時代の病に対する視線が無関係とも思われません。2019/07/05

ドン•マルロー

21
カントに多大なる影響を与えた哲学者ヒュームによる人生論。人生論と言っても通俗的な啓蒙を促すような内容ではもちろんなく、哲学の根本を改めて問いただすような試みが綴られている。2018/02/04

うえぽん

9
D•ヒュームの主著。全ての認識の源泉を知覚、しかも分離された原子論的知覚に求め、その知覚間の結合を類似、近接、因果に求めた。しかも最重要とされる因果は、恒常的に相伴することによる習慣が基になっているとする。噛み砕けば、主観的に知覚し得ない客観的な事実や因果関係の存在に対する懐疑的な見方と言えるか。この傾向は後半の意志論、道徳論にも現れ、一般的な情念に対する理性の優位論にも疑問を呈し、理性だけでは意志の動機とならないとする。別論文の「原始契約について」では、歴史的事実に照らして社会契約論を徹底批判する。2023/07/31

またの名

8
ヒュームの懐疑論は理性的思考の単なる放棄なんかじゃない。経験的所与に基づかない合理論の行き過ぎはまずいでしょ、自然法則や因果法則を定立するのは心の人為的な働きの中で起きることでしょ、理性的原理よりも前に信念や習慣や情念のレベルで心の働きが左右されるのは事実でしょ、という常識的な議論。確かなものは何もないなんて絶望的な懐疑には陥らずに、超感性的な根拠がないにしても、情念のうちにある道徳の基礎となる共感作用を大事にしていこうというのだから、道徳秩序の破壊を盲目的に受け入れるアノミーとは全く別物。意義深い古典。2012/12/26

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