出版社内容情報
「風邪には抗生物質が効く?」
「ステロイド軟膏が危ない?」「便秘薬はクセになる?」
ネットにはウソの医療情報が溢れている。
風邪を治す抗生物質なんてない。
ステロイド軟膏は危なくない。便秘薬はクセにならない……。
裏づけのない医療情報を信じるな。
面倒だからと薬を処方する医師もいるが、風邪に効く薬なんてない。
20年間で200人のがんの子どもたちを診た小児外科医は断言する。医学的な裏づけのない治療は
「百害あって一利なし」。
読売新聞オンライン(YOL)ヨミドクターで17万PVを記録したインフルエンザの記事を含む大好評連載「松永正訓の小児医療~常識のウソ」をまとめた医療知識の決定版。
病院に駆けこむ前に、ぜひ読んでおきたい一冊。
内容説明
風邪は早めの風邪薬で治す?真夜中の突然の発熱はコワイ?インフルエンザの予防にワクチンは効かない?食べる前に食物アレルギー検査をする?…どうして医学的な裏づけがない医療情報が、こんなに「常識」としてまかり通っているのでしょうか。医学的な根拠がある治療でなければ子どもの健康は守れません。本書は病院に駆け込む前に、ぜひ開いてほしい小児医療の実用本です。
目次
第1部 医療の基本のウソ
第2部 風邪にまつわるウソ
第3部 感染症のウソ
第4部 アレルギー疾患のウソ
第5部 お腹の病気のウソ
第6部 パンツの中のウソ
第7部 まだまだあるウソ
著者等紹介
松永正訓[マツナガタダシ]
1961年東京都生まれ。医師。87年千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子トリソミー短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
shimomiyan
kj54
山下 賀久
Hisashi Tokunaga