中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第27集〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505170
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

内容説明

速度を追うよりも、寝台特急などのゆったり感に人々の旅の夢が移ろうなかで迎えた新幹線の半世紀である―高度成長の象徴が開業50年を迎えた二〇一四年。広島の土砂災害、御嶽山の噴火、日本人3人のノーベル賞同時受賞、与党大勝の年末総選挙など、大きく揺れ動いた半年を辿る。

目次

7月(消去の作法;足音 ほか)
8月(頼んまっせ;ある広告に ほか)
9月(日日是「厄日」;蚊の罪 ほか)
10月(新幹線50年;ダイエー消ゆ ほか)
11月(暖かな風;心の振り子 ほか)
12月(昔、男ありけり;昭和最強の棋士 ほか)

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

35
読売新聞に2001年から連載されていますがまだ続いていて、これは昨年7月から12月までのものです。読売新聞もある老権力者の横やり事件から採るのをやめてしまったのですが、ここに書かれている竹内さんがいる限りはまだ大丈夫だという気がします。この短い文章を読んでいるだけでも新聞の良心というものを期待できる気がします。2015/03/04

ヒラP@ehon.gohon

14
6年前の読売新聞のコラム集。歳月が過ぎてしまうと臨場感は褪せるのですが、その当時の自分を振り返ることが出来ました。天声人語との味わいの違いも面白く感じました。2020/05/23

KJ

10
論理的な書き方を学ぶには新聞のコラムを読むのが一番良いとか。うまいこと書くなぁ、と感心してしまうものも多くそういうコラムは何度も書き写してます。ここから過去に遡っていきたいけど「昨日のニュースなんて誰も欲しがらない」やはりネタ的には古くなってしまうので悩むところ。第二十六集までは買ってみるかな。例え方、落とし方、慣用句、語彙、色々勉強になります。2015/05/22

ちくわん

7
2009年7月~12月。民主党 鳩山首相の時期。小沢幹事長、母親からの多額の入金、中国首脳の無理やり会談。そんなこともあったな、という薄い記憶。 【気になったこと】その1.昭和との比較の表記。今はジメジメしているが、終戦直後の昭和は「キラキラ輝いていた」。この差が発生した原因と、何がキラキラで何がジメジメの主語を明確にしたい。その2.著者が俳句・川柳好きなので理解にしにくい比喩が多い。その3.掲載された人物の詳細を調べたい。 【感想】新聞ライク(いや、そのもの)で読みやすい。2018/02/25

山田

1
読売新聞で連載されている編集手帳をまとめたもの。今作は2014年7月~12月までのものをまとめている。 この時期は、印象に残る大きなニュースは多くなかったものの、その分ひとつひとつのニュースはインパクトが大きかった。 号泣県議やナッツリターンなど人為的な事件もあれば、御嶽山噴火やデング熱、エボラ出血熱など自然発生的な事件もあった。どんな事件であれ、不幸にならない世の中を願うばかりである。2017/02/06

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