中公新書<br> 藤原氏―権力中枢の一族

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中公新書
藤原氏―権力中枢の一族

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  • サイズ 新書判/ページ数 297p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024640
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C1221

出版社内容情報

「大化改新」で功績を残したとされる鎌足に始まる藤原氏。律令国家を完成させた不比等から四家の分立、ミウチ関係を梃子に天皇家と一体化した摂関時代まで権力中枢を占めつづける。中世の武家社会を迎えても五摂家はじめ諸家は枢要な地位を占め、その末裔は近代以降も活躍した。本書は古代国家の成立過程から院政期、そして中世に至る藤原氏千年の動きをたどる。権力をいかにして掴み、後世まで伝えていったかを描く。

内容説明

「大化改新」で功績を残したとされる鎌足に始まる藤原氏。律令国家を完成させた不比等から四家の分立、ミウチ関係を梃子に天皇家と一体化した摂関時代まで権力中枢を占めつづける。中世の武家社会を迎えても五摂家はじめ諸家は枢要な地位を占め、その末裔は近代以降も活躍した。本書は古代国家の成立過程から院政期、そして中世に至る藤原氏千年の動きをたどる。権力をいかにして掴み、後世まで伝えていったかを描く。

目次

はじめに 藤原氏とは何か
序章 鎌足の「功業」と藤原氏の成立
第1章 不比等の覇権と律令体制
第2章 奈良朝の政変劇
第3章 藤原北家と政権抗争
第4章 摂関政治の時代
第5章 摂関家の成立と院政
第6章 武家政権の成立と五摂家の分立
おわりに―日本史と藤原氏

著者等紹介

倉本一宏[クラモトカズヒロ]
1958年(昭和33年)、三重県津市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。国際日本文化研究センター教授。博士(文学、東京大学)。専門は日本古代政治史、古記録学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

72
中臣鎌足から院政期までの藤原氏を一冊で描いた。煩雑な系譜・人名や事実の羅列が多いのだけど、今後歴史物を読むときの参照にできそうな気がする。院政期から源平期にかけては弱体化する摂関家をよそに、没落したはずの他家の藤原氏が活躍したのが面白かったです。2018/05/06

かごむし

49
中臣鎌足から始まる藤原氏の通史。藤原氏は、天皇とのミウチ的な結合関係を結ぶことを権力の源泉としてきたので、政治闘争もそのことを軸として繰り広げられる。因果関係が明確で、理解しやすかった。数百年にわたる一族の歴史であって、非常に多くの人が登場するが、膨大な基礎資料、研究を背景とした積み重ねによるのだろう。極限まで虚飾を削り落とした記述の羅列は、非常に読み応えがあって面白かった。また、政治の中心を歩いてきた一族の歴史であるから、持っている知識はこの本の中のどこかで交わっている。歴史への興味も深まる読書だった。2019/10/09

Book & Travel

45
先日読んだ小説で藤原不比等が出ていて、彼の基盤から日本史上最大の繁栄を手にしていった藤原氏を改めて捉えてみたいと思い、手にした一冊。四家に分かれ天皇家と密接に結びつき、国家権力の中枢を担った藤原一族の動向を網羅的に追っていく内容で、読み易くはないが情報量が凄く、本文と家系図の行戻りを繰り返し何とか読み切った。とても全ては頭に入らないが、不比等、仲麻呂、道長ら有名所だけでなく、度々歴史に登場してくる無数の藤原○○が何者なのか、少し掴めて面白かった。その繁栄の陰に没落した藤原一族も膨大にいた点も印象深かった。2023/06/30

Tomoichi

40
おそらく日本で一番有名な一族である藤原氏の歴史を鎌足から解き明かす。当然ですが皆さん藤原さん。名前も微妙に似ているので系図を見ながらでないと見失います。著者には独特の言葉の表現があるが天皇の死を「死去」と書き「崩御」と書かないのは意味があるのか?まあ日本一の名族ですから読む価値はあります。2018/10/18

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

40
歴史上最多といわれるほど登場する【藤原氏】。最盛期は平安時代(一条天皇~後一条)だと思っていたが大化の改新の時代まで遡る。鎌足が【藤原】を頂いたのは死後と考えるとふ【藤原氏】はここから始まったのだと。藤という樹は自ら単独で生きられない。それゆえに他者に絡みつく習性があるらしいが、それも生き残るためなのか・・。2018/04/29

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