出版社内容情報
待機児童が減らず、親も保育現場も行政も疲弊している。母として横浜副市長として研究者として、取り組んできた著者が示す解決への道。
内容説明
毎年2万人以上の待機児童が生まれる日本。厳しい「保活」を経ても、保育園に入れない子どもが多数いる。少子化の進む日本で、保育園が増えてもなぜ待機児童は減らないのか。なぜ保育士のなり手が少ないのか。量の拡充に走る一方、事故の心配はないのか。開設に反対する近隣住民を説得できるのか―。母親として、横浜副市長として、研究者として、この課題に取り組んできた著者が、広い視野から丁寧に解き明かす。
目次
序章 保活に翻弄される親たち
第1章 日本の保育制度をつかむ
第2章 待機児童はなぜ解消されないのか
第3章 なぜ保育士が足りないのか―給与だけが問題ではない
第4章 「量」も「質」ものジレンマ
第5章 大人が変われば、子育てが変わる
著者等紹介
前田正子[マエダマサコ]
1960年、大阪府生まれ。82年、早稲田大学教育学部卒業。公益財団法人松下政経塾を経て、92年から94年まで米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院に子連れで留学し、MBA取得。94年から2003年まで、ライフデザイン研究所(現第一生命経済研究所)勤務。この間、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程修了(商学博士)。03年~07年、横浜市副市長(医療・福祉・教育担当)。07年~10年、公益財団法人横浜市国際交流協会理事長。10年よりは甲南大学マネジメント創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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