中公新書<br> 教養としての宗教入門―基礎から学べる信仰と文化

個数:
電子版価格
¥924
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

中公新書
教養としての宗教入門―基礎から学べる信仰と文化

  • ウェブストアに15冊在庫がございます。(2024年04月27日 02時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022936
  • NDC分類 160
  • Cコード C1214

内容説明

宗教とは何か―。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。

目次

なぜ「神」と「仏」が区別されるのか
薄い宗教(世界の大伝統;神の物語と悟りの物語)
濃い宗教(信仰;奇跡と呪術)
宗教の仕掛け(戒律;儀礼)
宗教の多様性と現代社会
資料編 世界の主な宗教概説

著者等紹介

中村圭志[ナカムラケイシ]
1958年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)。宗教研究者、翻訳家、昭和女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

95
齢を重ねてくると、それまでは興味の対象外だったものに関心が湧いてくる。私にとって、宗教がそれだ。信心するわけではないのだが、この齢になって、どうも世の中のいろいろものが宗教と結びついてるらしいと気づいてからは、ごく少量ではあるが関連するものを読んでいる。◆本書は世界の三大宗教と日本における宗教観を分かりやすく説明している。それぞれの宗教の概念や原理、信仰対象、歴史的背景等を相対的に説明していて宗教全般における基礎知識を身につけるにはちょうどよかった。◆『神』と『仏』/『一神教』と『多神教』/民の統制2019/05/18

KAZOO

60
たしかの表題通りの内容で世界の宗教についての基本的な考え方などがよくわかるようになっています。塩野さんの「ローマ人の物語」でキリスト教があれだけの力を持つに至った背景を知ることができましたが、そのほかの宗教については少しわからない点が多かったのが明確になったところがあります。また儒教や道教についても参考になりました。2015/06/05

ハイランド

47
面白かった。世界の宗教を分かり易く説明してくれる。たとえ話がうまい。なるほどと思わず手を打ってしまう。文化としての薄い宗教、信仰としての濃い宗教という考え方は理解し易かった。資料編の各宗教の説明では、理解の薄かったイスラム教の説明と知ってるつもりだった仏教の説明に目を開かされた気分。某カルトの惨劇やISILの台頭から、別々の宗教は理解と合えないものかと漠然と思っていたが、この本を読むと、なんだか他の宗教を信じる人々を理解することができるのではと思う。国際化の中で、他宗教への理解は必須と感じさせられた良作。2015/04/22

かごむし

31
同著者の「聖書、コーラン、仏典」に続けて。冒頭の、自己の堅い信念まで昇華した「濃い」信仰と、知識や習慣といった文化のレベルで受け入れている「薄い」信仰という視点は、それ自体が新しく、なるほどと思った。宗教の権威というものをいったん外して、フラットな視点で比較し、眺めることで、宗教というものの地平が見えるようであった。仏教、キリスト教、イスラム教だけでなく、土俗の信仰と混交した、地域の宗教というべき、ヒンドゥー教、神道などにも触れられており、日本人の宗教的態度について書かれた部分は意外と読みどころであった。2019/11/08

佐島楓

30
語り口がフランクなので、読み物として面白く読めた。ただ、この一冊だけではあくまでも入門なので、自分なりのフォローが必要。2015/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8615006
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。