出版社内容情報
一六〇九年、望遠鏡を空に向けて天体観測を始めたガリレオは、宇宙論に革命をもたらした。宇宙を「再発見」した彼の道のりをたどる。
内容説明
一六〇九年末、ガリレオ・ガリレイは望遠鏡を空に向け、天体観測を始めた。優れた望遠鏡製作者でもあった彼は、月のクレーター、木星の衛星、金星の満ち欠けなどを次々と発見。天文学、ひいては宇宙論に革命をもたらした。本書は著作、草稿、書簡などの史料をもとに、ガリレオの「もっとも輝いた日々」をいきいきと描きだす。天体観測の成果や他の学者との論争を通して、ガリレオが見た宇宙を追体験しよう。
目次
第1章 望遠鏡と天体観測
第2章 『星界の報告』
第3章 太陽中心説へ
第4章 『太陽黒点論』
第5章 新しい自然研究へ
終章 宮廷科学者ガリレオ
著者等紹介
伊藤和行[イトウカズユキ]
1957(昭和32)年、北海道生まれ。北海道大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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