中公新書<br> コミュニティデザインの時代―自分たちで「まち」をつくる

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中公新書
コミュニティデザインの時代―自分たちで「まち」をつくる

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121021847
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C1234

内容説明

孤立死や無縁社会という言葉が毎日口にされる現在の日本。今こそ人とのつながりを自らの手で築く必要が痛感されている。この時代の声に応え、全国で常時50以上のコミュニティづくりに携わる著者が初めて明かす、住民参加・思考型の手法と実際。「デザインしないデザイン」によって全員に参加してもらい結果を出すには?話の聴き方から服装にいたるまで、独自の理論を開陳する。ビジネスの場でも役立つ、真に実践的な書。

目次

第1章 なぜいま「コミュニティ」なのか(自由と安心のバランス;まちが寂しくなった理由 ほか)
第2章 つながりのデザイン(宣言について;まちの豊かさとは何か ほか)
第3章 人が変わる、地域が変わる(人が育つ(中村さんの場合)
コミュニティ活動に参加する意義(小田川さんの場合) ほか)
第4章 コミュニティデザインの方法(コミュニティデザインの進め方;ファシリテーションと事例について ほか)

著者等紹介

山崎亮[ヤマザキリョウ]
1973(昭和48)年、愛知県生まれ。コミュニティデザイナー。株式会社studio‐L代表。京都造形芸術大学教授。人と人とのつながりを基本に、地域の課題を地域に住む人たちが解決し、一人ひとりが豊かに生きるためのコミュニティデザインを実践。まちづくりのワークショップ、市民参加型のパークマネジメントなど、50以上のプロジェクトに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

80
これからは住民参加のまちづくりがどんどんと重要になるだろうなと思い手に取りました。山崎さんたちが手掛けている地域の話や手法などについて詳しく書かれていましたが、僕の中で一番腑に落ちたのは、山崎さんがいろいろなまちのコミュニティデザインに関わっているのは、子供のころ転勤族だったことが影響しているのではと自己分析していた部分です。僕自身も同じ境遇だったので、「ふるさと」に対して感じる距離感は、非常に親近感を覚えました。2014/09/18

Twakiz

27
「まちづくり」「経済的に潤うということではない地域の活性化」を仕事にしておられる自分と同世代の方の著書.こういう仕事もあるのだと参考になったが,とてもまねはむずかしそうだ.自分は近所づきあいとか人との交流を深めるとか,,が苦手で,それは「まぁ一杯どうですか」と酒を酌み交わしながら・・ができないからだと言い訳していましたが,著者によると 「酒を飲まないと本音を引き出せないというのはファシリテーターとしての能力がない」(著者も飲めないそうです)というさらに厳しい一言が・・・.うむむ.2017/01/29

kiyoboo

20
人と人をつなげることが活性化になり、住民参加型の「まち」を作る。「デザインしないデザイン」が『コミュニティデザイン』だそうだ。幸運な偶然が起こりやすい行動には、「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「冒険心」の考え方がいいという。一例で行動を起こす前のヒアリングで3時間ただ相手の話を聴きだしたところ、その高齢者が「あいつは優秀なやつだ」と回っていたらしい。利益を追求せず住民のために常に前向きで感謝される喜びを糧にシンプルに生きている筆者に大変好感が持てた。ちょっと大袈裟だが、生きるパワーをもらった。2013/05/20

ももみず

19
久々に本業に関わる本。私は「地方創生」という言葉が大嫌いだ。だって偉そうじゃん。中央が地方を活性化させるんだという上から目線がミエミエなのだ。そもそも「創生」という言葉が時代遅れ。これから必要なのは、創ることではなく、すでにあるものを活用することなのだから。そういうことを理解さえしない政治家や官僚なんかには、地方の再生は任せられません。だから地域活性の仕事に関わる人間には、まずこの本を入門書として読ませたい。それくらい大事なことが書かれてる本。ほんと一歩間違ったら、田舎には子供がいなくなっちゃうよ。2014/09/15

ナン

14
山崎亮氏の本に最近ハマっている。彼の活動の根本にある考え方、問題意識に今の自分が惹かれているからだろうか。本書でもそういった部分が多く描かれた前半部分が特に興味深かった。「いいあんばいのつながり」「中山間離島地域は先進地」「専門家の領分」「豊かさ」、そして米国公務員のエピソードが特に印象的。ただ、彼が一人一人の住民に求めるものは多くないが、スタッフにはかなり高い能力を求めているなと感じた。コミュニティデザイナーの仕事への憧れややりがいと同時に厳しさも垣間見れた。2022/02/20

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