• ポイントキャンペーン

ソーシャル・チェンジ―笹川陽平、日本財団と生き方を語る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 419p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120051586
  • NDC分類 550.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

災害が起こるたびに存在感が増している日本財団とは何なのか。

会長の笹川陽平は、今夏も安倍首相、小泉・麻生・森の元首相たちとのゴルフ休暇が報道されたが、彼はいったい何者なのか。

陽平の父、笹川良一の評伝も手掛けた伊藤氏によるオーラルヒストリー30回分を凝縮し、陽平がいかにして父の仕事を継承し、父の「うさんくささ」を払拭し、事業を拡大したかをまとめ、日本財団を牽引する笹川陽平の哲学と人生を伝える。
正妻の子ではない、それも三男の陽平が継ぐこととなった理由、良一の後継者をめぐる官庁の介入や曽野綾子氏第2代会長就任、日本船舶振興会から日本財団への改名の経緯、アルベルト・フジモリをめぐる真相なども興味深い。
日本財団の事業はおおもとの競艇から、ハンセン病制圧、ミャンマーの少数民族和解等々多岐にわたるが、災害支援に限ってみても、これからの社会貢献(笹川は「社会貢献は慈善事業ではない」と言う)、お金の使い方から、組織の作り方、後継者教育のあり方など、参考となる範囲は予想外に広い。

伊藤隆[イトウタカシ]
著・文・その他

伊藤 隆[イトウタカシ]
編集

内容説明

被災者支援からハンセン病制圧まで、社会に貢献するための覚悟と戦略。父・良一の“先見の明”を大きく育て、国際的評価は今や揺るぎない、その行動力の源泉とは。

目次

第1章 社会のために動く組織(災害からの復旧、復興を救援する;日本財団という組織 ほか)
第2章 父と子(笹川良一の子に生まれて;修業時代 ほか)
第3章 世界戦略―日本の存在感を高める(中核としての笹川平和財団;欧米諸国との関係 ほか)
第4章 社会貢献の戦略(ハンセン病制圧のために;ミャンマーにのめり込む ほか)
第5章 未来のために(ソーシャルイノベーションを起こす;改めて「日本財団という方法」)

著者等紹介

伊藤隆[イトウタカシ]
1932年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学教授、亜細亜大学教授、埼玉大学教授、政策研究大学院大学教授を歴任。東京大学名誉教授。専攻は日本近現代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モビエイト

1
笹川良一さんはCMで知っていましたが、陽平さんが日本財団を継いで社会貢献しているとは知りませんでした。世界平和の為、ハンセン病制圧、海洋問題への取組など様々な活動をされているのだと思いました。2019/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13392950
  • ご注意事項