出版社内容情報
英語圏で最多の読者数を誇る軍事史家の代表作、ついに翻訳!
戦争の世界史を、弓矢と刀槍の時代、マスケット単発銃の時代、ライフル銃と機関銃の時代の三時代に区分し、それぞれを代表する会戦として、英仏百年戦争のアジャンクール(1415年)、ナポレオン戦争のワーテルロー(1815年)、第一次世界大戦のソンム川(1916年)の3つの会戦をとりあげる。
矢玉の飛び交え戦場で、生身の人間としての兵士は、どのような経験をし、どうふるまうのか。現場の兵士の視点から実況を生き生きと描き出したその臨場感、再現度は圧倒的である。さらに会戦が時代を経るにしたがって時間的、空間的に拡大することを指摘、今後、勝敗の帰趨を決めるような会戦が行われうるのかについて懐疑を示し、決戦主義に警鐘を鳴らす。
ジョン・キーガン[ジョン・キーガン]
著・文・その他
高橋 均[タカハシヒトシ]
翻訳
内容説明
英仏百年戦争、ナポレオン戦争、第一次世界大戦―実際の矢玉の飛び交う戦場で、生身の人間としての兵士は、どのような経験をし、どうふるまうのか、弓矢と刀槍の時代、マスケット単発銃の時代、機関銃の時代の代表的会戦が、圧倒的臨場感と再現度で描かれる。英米で最も読まれる軍事史家の代表作!
目次
第1章 とおい昔の不仕合せなことども(生兵法はけがのもと;軍事史は将校教育において何の役に立つか ほか)
第2章 アジャンクール、一四一五年一〇月二五日(そのキャンペーン;会戦 ほか)
第3章 ワーテルロー、一八一五年六月一八日(そのキャンペーン;個々人の視角 ほか)
第4章 ソンム川、一九一六年七月一日(戦場;作戦計画 ほか)
第5章 会戦の未来(移動する戦場;会戦の本性 ほか)
著者等紹介
キーガン,ジョン[キーガン,ジョン] [Keegan,John]
1934~2012。軍事史家。オックスフォード大学卒業後、サンドハースト王立陸軍士官学校で、戦史を教える。1986年退官後、『デイリー・テレグラフ』で国防担当記者Defence Correspondentとして活躍
高橋均[タカハシヒトシ]
1954年生。1982年、東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程中退。同大学教授等を経て、東京外国語大学教授。東京大学名誉教授。専攻・中南米史・中南米地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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