激動のアジア外交とともに―外交官の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120048432
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

出版社内容情報

中国、台湾に深く関わった外交官が語る日中台関係の軌跡。また、オランダ人戦争被害者をとおし韓国慰安婦問題解決の糸口を示す。

内容説明

日中双方はいかなる主張をし、いかに変容したのか。習近平は「中華思想」に回帰したのか。台湾は今後中国とどのような距離を取るのか。さらに、平和構築に日本が参画したカンボジア紛争、韓国と異なるオランダ人戦争被害者との和解を語る。アジア外交に捧げた半生の記録。

目次

第1章 カンボジア和平と日本の役割(カンボジアとの関わり;「国際協力構想」とカンボジア ほか)
第2章 日中関係に携わって(外務省入省のころ;在香港総領事館勤務のころ ほか)
第3章 オランダ人戦争被害者との和解(オランダ人戦争被害者の反日感情;戦争被害者たちとの交流 ほか)
第4章 台湾の行方(戒厳令下の台湾;蒋経国元総統の来日 ほか)

著者等紹介

池田維[イケダタダシ]
兵庫県に生まれる。1962年(昭和37年)、東京大学法学部卒業と同時に外務省入省。アジア局中国課長、在米国大使館参事官、ハーバード大学客員研究員、在カナダ大使館公使、情報調査局審議官、在タイ大使館公使(兼カンボジア臨時代理大使)、アジア局長、官房長を歴任。1996年(平成8年)に駐オランダ大使、その後、駐ブラジル大使を務めた後、2004年に外務省退官。2005年、(財)交流協会台北事務所代表。2008年、同交流協会顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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