政権交代と政党政治

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120045264
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

民主党政権の誕生と挫折の過程を分析し、いま日本の政党政治にとって最も関心を集めている諸問題を照射する先鋭な論考7篇を収録

内容説明

民主党政権の誕生と挫折の過程を多角的に分析し、いま日本の政党政治にとって最も関心を集めている諸問題を照射する先鋭な論考7篇を収録。

目次

第1章 自民党政権と政権交代
第2章 政権交代期における指導者像―自民党総裁と民主党代表のプロファイルとその変容
第3章 民主党政権下における官邸主導―首相の面会データから考える
第4章 政権交代と「与党」問題―「政権党」になれなかった民主党
第5章 民主党政権と日本の議院内閣制
第6章 政権交代と議院内閣制―日英比較の視座から
第7章 政権交代以降のマスメディア―新聞の信頼感に関する考察

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

3
様々な論点を含む論考が収められているが、その中で特に興味深いのが①新党さきがけの政治史的意義を論じた牧原出論考②首相動静からみる政治主導の内実を論じた待鳥聡史論考③政権党たり得なかった民主党の党内ガバナンスを批判的に論じた飯尾潤論考の3つである。それぞれが2012年という民主党政権崩壊後の時代状況を加味しているが②③は民主党の稚拙な党内ガバナンスと拙劣な政治主導に対しかなり批判的である。③の飯尾論考に至っては権力に与る与党であっても、政権を担う責任を持ち得た政権党では無かったと手厳しい。2021/11/14

kozykozykozy

1
若手気鋭の政治学者オールスター?による著作。全体に、細かい着眼点の論文が多いなぁと思ったけど、政治なぞというフワフワしたものを学問として捉えるにはこうしたアプローチが有効・有益なのかな、とか思いながら読みました。ボンヤリ考えていたことを、それなりの客観的なデータをもって示してくれている、ともいえるかな。2014/01/13

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