内容説明
全国の店探訪歴三十年、「孤高の居酒屋評論家」が満を持して展開する「居酒屋論」。いや、決して堅苦しい講釈ではなく、いい店の見分け方や粋な注文法、一人でも心地よく過ごすためのコツに加え、全国の名店・名老舗の物語などなど持てる力をフルに発揮して大人の至福へ誘うという寸法。自身の酒呑み人生も交え、奥深い魅力を余すところなく披露。本書自体が酒の肴になること請け合い、今夜は居酒屋に行きたくなる!
目次
第1章 さて、今宵はどこに座ろうか(店選び「古くて、小さい店」が最初の目安;どこに座るか。初めての店は末席を見極める ほか)
第2章 いかにして居酒屋評論家となったか(花の銀座で居酒屋デビュー;やがて青山、六本木。業界人な夜 ほか)
第3章 北海道から沖縄まで―地元を味わえる名店はどこか(北海道―燃える火と温かさが最大のもてなし;東北―南部杜氏の「どっしり」酒を郷土食でじっくり ほか)
第4章 身も心も満たす「いい店」はどう探すのか(老舗五店から考える「居酒屋民俗学」;その街の心に触れる古い居酒屋のよさ ほか)
第5章 あのとき、何が起こったか―いつもそこに居酒屋があった(おいしいものを食べて飲める希望;人が集まれる場所としての居酒屋 ほか)
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946(昭和21)年生まれ。東京教育大学卒。資生堂宣伝制作室を経て89年アマゾンデザイン設立。主にグラフィックデザインを手がける傍ら居酒屋評論家として執筆活動をする。2001~08年東北芸術工科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
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おいしゃん
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