出版社内容情報
「成熟」という尺度でみれば、日本こそ世界一の先進国である――。「ミスター円」の渾身の日本論。
デフレは「問題」ではなく、「必然の結果」である。成長幻想と訣別し、「成熟」という尺度でみれば、むしろ日本こそ世界ナンバーワンの先進国である――。異色の元官僚が、世界史的展望も踏まえて放つ渾身の日本論。
内容説明
先進国経済はすでに充分に成熟しており、急成長はもはや不可能である。デフレは「問題」というよりも、成長がたどり着いた必然の結果なのだ。成長幻想と訣別し、「成熟」という尺度でみれば、むしろ日本こそ世界ナンバーワンの先進国である。この強みを生かし、成熟の果実を広く国民が共有できるようになれば、日本は再び輝きを取り戻せる―。異色の元官僚が、世界史的展望も踏まえて放つ渾身の日本論。
目次
第1章 「成長の時代」はもう終わった
第2章 円安よりも円高を
第3章 もはや「貿易立国」には戻れない
第4章 TPPより東アジアの経済統合を
第5章 「大きな政府」を恐れるな
第6章 成熟社会のリーダー像
第7章 レッツ・エンジョイ・ジャパン!
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941(昭和16)年東京都生まれ。青山学院大学教授。財団法人インド経済研究所理事長。東京大学経済学部卒。大蔵省に入省し、国際金融局長、財務官を歴任。99年に退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て現職。経済学博士(ミシガン大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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