新潮新書 名前の暗号

山口 謠司【著】

新潮社（2013/07発売）

• サイズ 新書判／ページ数 237p／高さ 18cm
• 商品コード 9784106105289
• NDC分類 288.1
• Cコード C0281

出版社内容情報

「彦」は“美男子”、「隆」は“高度成長”、「花子」は“浮浪”……名前に潜む奇想天外な「暗号」を読み解く日本初の辞典。

AKB 48では、なぜ「子」が付くメンバーが人気なのか？　「彦」は“イケメン”で「隆」は“高度成長”、「美」は“ほめ上手”で「花子」は“ホームレス”……名前に潜む奇想天外な「暗号」を読み解く、日本で初めてのユニークな名前辞典。

内容説明

「彦」は“美男子”で「美」は“ほめ上手”、「隆」は“高度成長”で「実」は“財宝”、「徹」は“安産”、更に「花子」は“ホームレス”、「真央」は“酔っ払い”…あなたの名前に隠された奇想天外な意味とは？ＡＫＢ４８では、なぜ「子」が付くメンバーが人気なのか？「姫星」「七音」「夢民」「光宙」「心中」等、珍名の読み方は？外国で恥ずかしい名前は？漢字の原義から名前に秘められた「暗号」を読み解く、日本初のユニークな名前辞典。

目次

第１章　伝統的な名前の付け方（ＡＫＢ４８のメンバーの名前；永遠の処女、原節子　ほか）
第２章　男性の名前に潜む暗号（名簿から見る；漢字の原義　ほか）
第３章　女性の名前に潜む暗号（女性―一字もしくは二字以上の名前の上に付けられた漢字：第一位～第二十九位、下に付けられた漢字：第一位～第十二位、その他の漢字について）
第４章　変わった名前（出生届；名前に使えない漢字　ほか）

著者等紹介

山口謠司［ヤマグチヨウジ］
１９６３（昭和３８）年、長崎県生まれ。大東文化大学文学部准教授。博士（中国学）。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。英・ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)]

名付けに向いてる本。

2019/04/27

[calaf]

自分の名前は、半分だけ含まれていました (笑) なるほどという名前はいろいろあったけど、え？と思うような名前も。特に近年のものは、読めそうにないです。仕事上は、大学生ぐらいから関わる事が多いのですが、そのうち、そういう人がやってくるのだろうなぁ... (大汗)

2013/08/30

[金平糖]

『漢字には、原義から派生したり、意味が付加されたりした「暗号」が隠されている』とし、漢字本来の意味から名前を考える。古代中国では『他人に本名を知られることを、魂を与えることと同じだと』「名」は魂と考え、別に付けた「字(あざな)」で呼んだという件から「ゲド戦記」を連想し興味深く思う。吉田兼好が「徒然草」第百十六段で『人の名も、日慣れぬ文字を付かんとする』ことに苦言を呈しているそうだが、昨今流行のキラキラネームに唖然呆然。自分では選べず生涯付き合っていかねばならぬ名前。子への最初の最高の贈り物であって欲しい。

2013/09/08

[リキヨシオ]

名前には様々な理由と歴史があって興味深い内容でした！世間を騒がすキラキラの存在も戦国時代からあった(織田信長の子供達)らしい。聞こえが名前でも読み方や意味を知るとこの名前は不味いんじゃ…と思った。そしてどうやら現在日本人の名前の転換期が訪れているようです。

2014/12/22

[魚京童！]

信長の息子：奇妙、茶筅、三七、次、坊、大洞、小洞、酌、人、良好、縁。

2014/11/18