ミッキーマウスの憂鬱

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104751013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京ディズニーランドのバイトになった21歳の若者。友情、トラブル、純愛…。様々な出来事を通じ、やがて裏方の意義や誇りに目覚めていく。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの“バックステージ”で働く人々の3日間を描く、感動の青春成長小説。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日愛知県生まれ。ミリオンセラーになった「催眠」、大薮春彦賞候補作「千里眼」とその続編シリーズなどがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

114
想像してた話とは違ったけど、これはこれでなかなか面白かった。2013/06/12

あつひめ

112
夢の国のディズニーランド。そんな世界でも極々普通の他愛のない嫉妬や権力が渦巻いているのかと…正直…ガッカリしてしまった。小説なのにね。実際にはそんな社会じゃないことを祈ります。どんな世界でも表と裏があり、頑張る人とそうでない人、いろんな裏表があることはわかる。ディズニーランドが人気があるのは…裏話徹底して消し去っているからかな。一度くらいは行ってみたいけど…読む前に行けばよかったかな。2013/11/02

れみ

97
日本で一番人気の遊園地が舞台の、裏方で働く人々が奮闘するお話。夢いっぱいの表舞台、それを維持するためのプロの仕事の数々。どこまでが本当か分からないけど、なかなか興味深いです。そして、表と裏のギャップが描かれる前半の雰囲気で最後まで行くのかと思いきや、とある事件をきっかけに、嫌な人も出てくるけど意外な人の熱い部分が見えたりして、爽快な読後感を味わうことができました。2015/08/14

そのぼん

75
コミカルなタイトルですが、内容は一人の青年の成長物語でした。青年のがディズニーランドのアトラクションの中のオーディションを受けている場面からストーリーが始まりました。初めは彼の頼りなさにがっかりし、現場での空回り感にハラハラさせられましたが、徐々にディズニーランドのキャストらしくなっていく様子は爽快感がありました。彼の更に成長した姿が見たくなりました。2012/09/24

オーウェン

60
ディズニーランドのキャストを目指して面接に来た後藤。 言動はどこかしらズレているが、なんとか合格して美装の仕事に奮起する3日間を描く。 若さゆえか、仕事を持て余している感じは頷ける。 ただこの後藤は明らかに空気が読めないキャラであり、そこをどう変えていくのか。 夢を売る仕事のため、内実は固いかん口令が敷かれ、表で体験する夢のため裏方がどれだけ苦労しているのかが分かる。 巻末にディズニーの名前が協力としてなかったが、この本自体が裏の事情を公にしているので賛同は当然得られなかったのだろう。2021/07/29

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