• ポイントキャンペーン

夜盗

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104451050
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

現役最後の事件として、外国人宅窃盗犯逮捕に執念を燃やす刑事・柏田。恵まれない子供たちのために養護施設を営むマリア。孤児院でともに育った二人が紡いだ糸は、愛によって時を超えながらも、マリアの胸の奥底に沈む哀しい秘密を手繰り寄せていく…。男と女の情念を細やかに描いた大人のための恋愛小説。

著者等紹介

なかにし礼[ナカニシレイ]
1938(昭和13)年、中国黒龍江省牡丹江市生れ。立教大学文学部仏文科卒業。シャンソンの訳詞家を経て、作詞家に。「石狩挽歌」「時には娼婦のように」ほか数多くのヒット曲を生み、「天使の誘惑」「今日でお別れ」「北酒場」で日本レコード大賞を3回受賞するなど多くの受賞歴がある。’98(平成10)年『兄弟』を発表して小説家に。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。2003年より新潮文庫にて、過去の著作を集めた「なかにし礼コレクション」の刊行が開始された一方、オペラや舞台の台本、演出など多方面で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

片山洋子

1
なかにし礼さんが小説を書いていたとは知らなかった。そんな興味本位で読み始めた。2000年の頃の日本で敗戦の傷が癒やされない孤児の悲しみをテーマに織りなす物語り。警察官の主人公が行動する実態が結構生々しく興味深く読みす進んだ。2021/01/09

コジターレ

1
読メ登録前に読了。切なかった。また読んでみたい。

FumiSUN

0
☆102010/05/17

akane

0
戦争孤児の男女二人が思いあいながら生きてきた日々がリアルで辛くて切なかった。風化させることなく伝えていくとはこういうことだ。2014/04/21

sumjin

0
お互い孤児院で育った二人が愛に目覚めた時、マリアはあまりにも大きな秘密を背負っていた。2010/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/487772
  • ご注意事項