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てるてる坊主の照子さん〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104451043
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

順調に見えた一家を襲う試練の数々。春子の入院騒ぎから間もなく、今度は春男の浮気が発覚し、岩田一家はてんやわんや。春男は、どうこの難局を切り抜けるか。春子のスケートは全国レベルへ上達し、五輪を目指すまでになる。一方、夏子には芸能界から誘いがかかり、歌手デビューの話が持ち上がる―。果たして、姉妹のオリンピックそして紅白、ダブル出場の奇蹟は起こるのか?夢見ることが人生だ!涙と笑いと感動の家族劇。

著者等紹介

なかにし礼[ナカニシレイ]
作家。1938年中国牡丹江市生まれ。大学在学中からシャンソンの訳詞を手がけ、卒業と同時に作詞家。「知りたくないの」「時には娼婦のように」「石狩挽歌」「北酒場」など、数々の大ヒットを飛ばしたあと、長編小説『兄弟』を書いて作家に。『長崎ぶらぶら節』で、第122回直木賞を受賞。オペラや舞台の台本・演出など多方面で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

64
嘘みたいな本当の話。ドラマの「原作」というのがどういう意味なのかもよくわかった。2016/05/14

ぶんこ

61
猛女そのものの照子さんだと痛感したのは、春子さんがオリンピック選手になれるかもしれないとなった時、その春子さんに向かって「オリンピック選手になって」と懇願した事。 私だったらと考えるとプレッシャーに押しつぶされそうです。 春子さんの偉さを再認識しました。 この本は照子さんが主役ですが、私は4人のお子さんと春男さんあっての照子さんでした。 秋子さんも冬子さんも、よくぞひねくれずに真っ直ぐ育ってくれたものです。 2015/12/28

choco

42
いや〜楽しかった!途中、涙あり、笑いあり。読んでる私も珍道中。照子さんと春男さんから、夫婦のあり方、子供との関わり方、家族。というものを教わった。「囚われた鎖から解放された時、人間の内部に宿る最善なるものを発揮する。ー」春子、夏子、秋子、冬子。それぞれの人生がありドラマがある。春子はアイススケートでオリンピックへ、夏子は歌手になり紅白へ、秋子、冬子はおまけ。笑。「ブルーライトヨコハマ」の石田あゆみ家族の肖像小説。人生において一番大切なものに触れた気分。2015/11/18

baba

29
長女はフィギュアスケートでオリンピックに、次女は歌手になり紅白に出場と母親の期待に応えて成長する。子供の為なのか母親の希望・欲望なのか迷っていると春男が鋭い指摘、普段のんびりしている夫の言葉が中々芯をついていて存在感が増す。実在の人物であり朝ドラになっていた事を後で知る。2016/06/14

Tadashi_N

21
いしだあゆみ誕生の裏には、昭和の猛烈母ちゃんがいた。2020/11/18

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