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てるてる坊主の照子さん〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104451036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

空襲をかいくぐって披露宴を敢行した春男と照子。復員して信託会社に就職した春男だったが、いきなり大チョンボ。一から出直しとばかりにパン職人に。やがて照子のアイディアで始めたテレビ喫茶が大当たり。春子、夏子、秋子、冬子の四姉妹もすくすく育ち、中でも春子は、ひょんなことから習いはじめたスケートで、見る間に才能を発揮する―。親子の愛が育んだ大きな奇蹟の物語。今、家族の時代に贈る国民的ホームコメディー。

著者等紹介

なかにし礼[ナカニシレイ]
作家。1938年中国牡丹江市生まれ。大学在学中からシャンソンの訳詞を手がけ、卒業と同時に作詞家。「知りたくないの」「時には娼婦のように」「石狩挽歌」「北酒場」など、数々の大ヒットを飛ばしたあと、長編小説『兄弟』を書いて作家に。『長崎ぶらぶら節』で、第122回直木賞を受賞。オペラや舞台の台本・演出など多方面で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

67
4月からBSの連続テレビ小説再放送枠でかかっているのを毎朝見てる(本放送時は受信できない環境だったから今回が初見)のでスラスラ読めた。この上巻は概ね放送済な部分だったが下巻で急速展開するのだろうか?2016/05/14

ぶんこ

55
猪突猛進の照子さんと、おっとりしつつもしっかりしている春男さんご夫婦がお似合いです。 夏子さんがいしだあゆみさん、ふゆこさんが石田ゆりさんで、このお二人はお父さん似なのでしょうか。 照子さんの熱しやすく冷めやすい性格にヒヤヒヤしながら、ここぞというところで春男さんがいてくれて、本当にいい夫婦。 ここまで妻のやりたいように自由に羽ばたかせてくれる夫って、なかなかいないと思いました。 春子ちゃんの頑張りを読んで、フィギュアスケートの世界の厳しさに愕然としてます。 下巻が楽しみです。 徹夜しそうです。2015/12/28

優希

40
パワフルな空気感流れる作品でした。照子さんのエネルギーが凄くて、実際に振り回されているような感覚に陥ります。ホームコメディの第一線と言っても良いですね。続きも読みます。2022/03/01

choco

36
初なかにし礼さん。天真爛漫じゃじゃ馬照子さんに、おっとりのんびり春男さん夫婦にほんわか。この時代の本はいいわぁ。 みんなが戦後の日本を盛り上げようと必死になる。関西人は今も昔もやっぱり金計算が上手い⁈笑。楽しい家族に癒される。2015/11/17

あつひめ

29
以前、ドラマで見てとても楽しかったことがページを開くと蘇ってきました。生き生きした文章の中に家族の悲喜こもごもの思いがたくさん詰まっている。大阪人の貪欲さと人情の厚さ。夢を持って生きる人があふれている良き時代。ほのぼのとしたそれでいて力強さが漲っている作品でサクサク読めてしまう。下巻もとても楽しみです。ドラマでは浅野ゆう子さんと岸谷五朗さんが夫婦役・・・イメージにぴったりで夫婦漫才のようだ。2011/04/24

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