内容説明
ドイツ人彫刻家ブリックの母は母国オランダで死を受け容れようとしていた。無神論者の母に捧ぐ、天に到る「祈りの塔」。しかし、この現場を任せられるのは広大な拡大EUにはいなかった。粋でカッコはいいんだが、浮世から浮きまくっている極東の彼らに頼むしかない。死と鎮魂のテーマを空高く、彼らなら響かせ刻んでくれるにちがいない…。ひねりのきいた笑いとでっかい感動が静かに厳かに読者を包む名作。
著者等紹介
ヒキタクニオ[ヒキタクニオ]
1961年生まれ。小説家、イラストレーター、マルチメディア・クリエーター。2000年、『凶気の桜』で小説家デビュー。汚い大人に嵌められてゆく、渋谷の若きナショナリスト達の姿を描いた同作は映画化・全国公開され、大きな話題を集めた
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
3
鳶がクルリとの続編。普通でしたね。
duchi1982
2
ツミの成長が良かった。2016/08/28
Jurisa_kt
2
前作があると知らずにこっちを先に読んでしまいました。人情モノの海外奮闘記かと思いきや、死、生きるということが真面目に描かれている本という印象でした。言葉の通じないツミとオマが指差し会話本を使って心を通わせるというアイデアは面白いと思いました。2015/05/19
こやま
2
面白かった。今回も大暴れ。キナコと悦治がもう少し発展しても良いと思う。2012/05/08
真波
1
小説を読んで、これほど鳶職さんの姿を美しいと思うとは。彫刻が立ち上がっただけなのに感動してしまった。2023/05/12




