出版社内容情報
新大阪・新神戸間を走る新幹線。そのわずか15分の間に女性デザイナーが殺された! 十津川警部が時刻表トリックに挑む、書き下ろし、最新トラベルミステリー。
内容説明
新大阪から新神戸に向かう新幹線「こだま」。そのわずか十五分間に、女性デザイナーの尾西香里が殺された。さらに、その告別式で、夫の愛人が毒殺される。十津川警部の捜査で、香里の京都での浮気相手、ファッション界のドン・木下正道の存在が浮かび上がる。しかし彼には、事件当日、姫路にいた完璧なアリバイが…。時刻表のアリバイに挑む、長編トラベルミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京に生れる。’63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、’81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を、2005年に日本ミステリー文学大賞を、’10年長谷川伸賞を受賞した。’01年、神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
7
《母‐図書館》浮気を努力してするくらいなら、妻を愛する努力しなさい。(怒)浮気反対!2012/08/13
pyonko
4
久々に時刻表トリックを見た気がする。有名なファッションデザイナーが作る会社がユニクロと張り合おうとするのは何か違う気がする。2014/08/08
SAKI
2
いろいろと絡み合って大変だね、という印象。2011/02/18
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
服飾デザイナ婦夫が主人公で, 新大阪と新神戸の間のこだま号での殺人事件。 ファッション業界の裏側と, 舞台が関西ということで,山村美紗の作品かと見間違える。 鉄道推理小説であることと、 主人公が東京住まいで、 十津川警部が出て来るので西村京太郎の作品だと分かる。 事件の複雑さと,最後の結末への展開は, 東京、新大阪間または新神戸間の新幹線で読み切るにはちょうどよい長さ。2011/12/15
satukiymama
1
ファッション界って大変だ!読みつつあの人を参考にしてみたのかしらと頭の中で想像しつつ読んでしまいました。 2011/03/05