出版社内容情報
同窓会で、女子寮で、デパートで、廃墟になった館で――。苦闘する女たちに訪れる、ささやかだけど確かな救い。奇跡のごとき傑作集!どんな夜にも光はあるし、どんな小さな窓からでも、その光は入ってくるのだから――。真夜中、解体されゆく家に入りこんだわたしに、女たちの失われた時がやってくる。三月の死、愛おしい生のきらめき、ほんとうの名前、めぐりあう記憶……。人生のエピファニーを鮮やかに掬いあげた著者の最高傑作。
川上 未映子[カワカミ ミエコ]
著・文・その他
内容説明
真夜中、解体されゆく家へ入りこんだわたしに、女たちの失われた時がやってくる。三月の死、愛おしい生のきらめき、ほんとうの名前、めぐりあう記憶。人生のエピファニーを鮮やかに掬いあげる著者の最高傑作。
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976年大阪府生まれ。2007年『わたくし率 イン 歯ー、または世界』『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』で早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞、08年「乳と卵」で芥川龍之介賞、09年『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞を受賞。また「マリーの愛の証明」でGRANTA Best of Young Japanese Novelists 2016に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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