内容説明
何度も喧嘩をした。絶交したこともあった。しかし、彼等と文学上の生き別れは決してしなかった―。吉行淳之介、遠藤周作、島尾敏雄…文豪が人生の最後に振り返った、友人たちの風貌姿勢。
目次
1(吉行淳之介の事;青空を仰いで浮かぶ想い;豆と寒天の面白さ ほか)
2(弔辞 遠藤周作;縁について;遠藤周作との交友半世紀 ほか)
3(対談 人間と文学(安岡章太郎;小林秀雄)
座談会 島尾敏雄「聖者」となるまで(安岡章太郎;小川国夫;吉行淳之介)
座談会 僕たちの信仰(安岡章太郎;井上洋治;遠藤周作))
出版社内容情報
かつて〈文士〉という種族がいた…。若き日から晩年まで友誼を交し作家として認め合った吉行淳之介、遠藤周作らとの交流を描く遺著。
かつて、〈文士〉と呼ばれた男達がいた。彼らは切磋し、共に笑い、人生を生き切った――今年一月に逝去した文豪が晩年に振り返った、類稀な友人たちとの人生の時間。吉行淳之介の恋愛中の態度に驚き、遠藤周作にキリスト教受洗の代父を頼み、島尾敏雄の戦後の苦闘に思いを馳せ、小林秀雄に文士の心得を訊く。かくも豊かな友情がありえた時代の香りと響きを伝える名品集。「悪い仲間」で出発した安岡文学の芳醇なる帰着。
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