新潮文庫<br> ソロモンの偽証〈第3部〉法廷〈上〉

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新潮文庫
ソロモンの偽証〈第3部〉法廷〈上〉

  • 宮部 みゆき【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 新潮社(2014/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101369396
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いま、真犯人が告げられる――。現代ミステリーの最高峰、堂々完結。

空想です――。弁護人・神原和彦は高らかに宣言する。大出俊次が柏木卓也を殺害した根拠は何もない、と。城東第三中学校は“問題児”というレッテルから空想を作り出し、彼をスケープゴートにしたのだ、と。対する検事・藤野涼子は事件の目撃者にして告発状の差出人、三宅樹理を証人出廷させる。あの日、クリスマスイヴの夜、屋上で何があったのか。白熱の裁判は、事件の核心に触れる。

内容説明

空想です―。弁護人・神原和彦は高らかに宣言する。大出俊次が柏木卓也を殺害した根拠は何もない、と。城東第三中学校は“問題児”というレッテルから空想を作り出し、彼をスケープゴートにしたのだ、と。対する検事・藤野涼子は事件の目撃者にして告発状の差出人、三宅樹理を証人出廷させる。あの日、クリスマスイヴの夜、屋上で何があったのか。白熱の裁判は、事件の核心に触れる。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

456
(承前)いよいよ裁判が開かれたが、どの証人も堰を切ったように喋りまくる。クラス関係者が何人も死傷して不穏な空気が漂う中、学校や世間体に押さえつけられていた不安が一気に噴き出したのだ。そうした感情の大波が涼子や和彦の尋問と衝突し、次々と事実が明らかにされていく。本来なら事件と無関係であるはずの判事や陪審員も同じ学生であり、よく知っている者だけに冷静ではいられない。そして告発状を出した生徒が登場し、法廷ドラマは頂点に達する。言葉だけで質疑応答を語りながら、緊張の糸を途切れさせず息苦しいほど読まされる。(続く)2022/05/09

まりも

370
柏木卓也の死の真相を巡る物語の5冊目。学校内裁判が開廷され、商人たちが「柏木卓也」という人物を語る話。学校内裁判が始まり、弁護人と検事側それぞれの証人から明かされる衝撃的な証言の連続、弁護人や検事、そして判事の中学生とは思えない凄まじい仕事ぶりに圧倒され、ページを捲る手を止める事が出来ませんでした。柏木卓也という人物像、事件の全貌は見えてきたけど、未だ多くの事が謎のままなので今後の展開が非常に気になる。弁護人の真意も謎のままだし、裁判の行方と物語の結末を期待しながら最終巻を読もうと思います。2016/03/21

yoshida

364
ついに開廷。様々な証人が出てくる。三宅樹理のおぞましさ。かなめ、松子の母の健気さ。茂木には嫌悪する。亡くなった柏木卓也と弁護人神原和彦の関係は何だろう。この法廷の解き明かす真実は何か。神原和彦の狙いは何か。三宅樹理は更正できるのか。人間、生きるコミュニティで誰しも「悪意」を持っている。それは気付かない程に小さいものでも存在するものだ。次巻がラスト。松子の死が救われるよう、また、ここまでの伏線をどう回収するのか?願わくば救いのあるラストであって欲しい。2015/04/26

ソルティ

311
法廷的戦術がすごい。もう中学生がやってるとは思わないようにした(笑)。廷吏ヤマシンの視点が客観的かつ子供らしくていい。樹里の証言はやっぱり勇気を出さないのか。橋田祐太郎の証言に友情、また悲しさが感じられて涙。井口の証言とまるで逆で気持ちは通じてなかったんだ。徐々に明かされる柏木卓也の人物像に驚愕。最終巻で真実は見えるか?!「あたしたち、自分で思うほど人に見られてなんかいない。世界は、あたしたちと関係のないところで回ってる。」「「俺ら、つるんでないとワルできないんだ。シュンちゃんもそれ、よく分かってる」」2019/05/07

hiro

243
いよいよ法廷。返却しなければいけない図書館から借りた本がなければ、多分この六巻を一気読みしただろうと思うぐらい、この五巻を読み終えても、全く飽きのこない作品だ。法廷になって、検事の藤野涼子、弁護人の神原和彦、判事の井上康夫のスーパー中学生たちがよりいっそう際立ってくる。そして、12月24日柏木家にかかってきた五回の電話は、誰が賭けたのか。三宅樹里の嘘はどうなるのか。神原和彦は何か隠していて、それを法廷で暴露するのだろうか。そして、この法廷は最後にどのような結論をだすのか。六巻が楽しみだ。2015/11/08

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