内容説明
20歳の繭村甲斐子は、名医・大曾根に全身の整形手術を懇願した。「なぜ?」その美しい肢体を前に戸惑う大曾根。自らの「計画」を語る甲斐子。一方、元同級生、望月阿倍子は甲斐子の写真を手にオペ室に向かう…。幸せを夢見て、新しい容姿を選んだ二人。手術後に辿るそれぞれの意外な生き方を軸に、変身願望の虚構を描く。独特の哲学を、ユーモアと格調とをもって提示した衝撃の問題作。
著者等紹介
姫野カオルコ[ヒメノカオルコ]
1958(昭和33)年、滋賀県生れ。出版社に直接持ち込んだ小説『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。文体は多様ながら、常に独特な視点が熱烈な読者を生む
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感想・レビュー
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はらぺこ
35
繭村甲斐子の言ってる事の殆どに納得させられました。「豆つぶのような目」っていう表現で自分は千秋とか羽野晶紀を思い浮かべたんですが、今は二人とも大嫌いですが確かにテレビに出始めた頃は何故か好きやった気がします。2015/06/08
あっ!chan
30
整形をする必要がないのに自ら整形をした甲斐子、整形に拒否感を持ちながらも成り行きでしてしまった阿倍子、整形後の二人の同級生が歩む心の葛藤や恋愛を含む人間関係を語った物語。整形後に「きれい」とか「かわいい」とかいわれたら本当に幸せなのか?読んでてよくわからなくなってくるが、「整形を隠したときから不倫になる」という台詞が核心を突いているような気がする。それを明らかにした二人はたしかに幸せの光が見えてきたのだから...2023/07/15
金吾
24
対照的な二人の整形の話の筋は面白かったですが、ややまわりくどく読みにくかったです。幸せについて考えさせられました。2024/02/08
ぽぽ
23
理想の人生を歩む為に、人工的に容姿を変えるのはアリなのか…?両極端な2人の整形美女の軌跡が描かれる。'美人すぎない方がモテる理論'をはじめ、生々しいあるあるがたっぷり。男女の在り方への皮肉も強烈。印象に残ったのは、自分の写真は自分で選ぶより、他人が選んだものの方が魅力的だという話。コンプレックスを隠さず、サラッと身に付けられる自然美人になりたいと思わされた。2015/01/27
chiho
17
整形にハマった女性2人。確かに見た目がいい方がチャンスは多そうだけど、そこしか見れない自分や相手じゃ幸せになれるか疑問。私もやってみたかったけど、その後の生活ストレス半端ない感じするので無理。2017/11/20




