出版社内容情報
こころを生涯のテーマに据えた心理学者とジャーナリストが、生と死をみつめて議論を深めた珠玉の対談集。いまこそ読みたい一冊。
二十世紀における科学の進歩と物質的豊かさの広がりは、果たして私たちを本当の意味でしあわせにしたのか? 生と性の問題、死と死後の世界、信仰、たましいの存在……心理学者にして心理療法家であった河合隼雄氏が生前、ノンフィクション作家の柳田邦男氏と縦横無尽の議論を繰り広げ、心の問題をとことん掘り下げた珠玉の対談集。昏迷をきわめる現代だからこそ、胸に沁みる一冊。
内容説明
二十世紀における科学の進歩と物質的豊かさの広がりは、果たして私たちを本当の意味でしあわせにしたのか?生と性の問題、死と死後の世界、信仰、たましいの存在…心理学者にして心理療法家であった河合隼雄氏が生前、ノンフィクション作家の柳田邦男氏と縦越無尽の議論を繰り広げ、心の問題をとことん掘り下げた珠玉の対談集。昏迷をきわめる現代だからこそ、胸に沁みる一冊。
目次
第1話 はじめて門をたたく
第2話 何が人を幸福にするかを描く
第3話 生きにくい子どもの深層を探る
第4話 人が死ぬときに迫る
第5話 息子の死を見つめて語る
第6話 心の環境問題に取り組む
第7話 直面している生き方の問題を語りあう
著者等紹介
河合隼雄[カワイハヤオ]
1928‐2007。兵庫県生れ。臨床心理学者、京都大学名誉教授。京都大学理学部数学科卒業後、アメリカ留学を経て、スイスのユング研究所で日本人初のユング派分析家の資格を取得、ユング心理学の日本の第一人者となった。谷川俊太郎、村上春樹、佐渡裕など、作家・音楽家とも深い交流を持ち、幅広く活躍した。2007(平成19)年7月19日没
柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936(昭和11)年、栃木県生れ。’95(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション界への貢献が高く評価され菊池寛賞を受賞。生と死、言葉と心の危機、メディアなど幅広いテーマに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょうじ@創作「熾火」執筆中。
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