内容説明
〈わしらが大親分〉が光源氏に過激に感情移入した。ギャグがギャグを呼ぶ抱腹絶倒の連作。
目次
唐獅子選手争奪
唐獅子渋味闘争
唐獅子異人対策
唐獅子電撃隊員
唐獅子源氏物語
唐獅子紐育俗物
唐獅子料理革命
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
62
7年ぶりの再々読。唐獅子シリーズ2冊目で、前作の70年代から、今作は80年代が舞台でよりポップさが増している。「日本を誤解しているアメリカ人」も2名、登場。「唐獅子料理革命」に退場する、坂津市の「一日軽井沢」、これ今でも異常にオカシイ。2021/11/02
きょちょ
22
知人からたくさん頂戴した本の中の1つ。 再読本。 学生時代に確か全部読んだはず。 主人公は日本を代表するやくざの大親分の部下。 この大親分は貫禄はあるのだが、気まぐれで何かやりだす。それにより、主人公たちはいろいろ大変な目に合うわけ。 短編ものだが、表題作が一番笑ったかな。 けれど、この本だけ読み続けるとなぜか飽きるんだよね。 ★★★★2022/03/18
makoto018
11
続編は喜劇的想像力が加速する!ヤクザ×時事・流行が織りなす、天才的なカルチャルギャップコメディ。小林信彦が仕掛けた、痛烈な「日本文明批評」の傑作。球団設立、米国人の日本趣味、ニューヨークかぶれの文化人、映画レイダース、ヌーベルキュイジーヌ・・・時代の流行に大真面目に振り回されるヤクザたちがとにかく愛おしく、そして可笑しい。何より表題作「唐獅子源氏物語」が秀逸すぎる。警察の手から逃れる大親分を「光源氏の須磨流刑」になぞらえて説得するのだが、本文の文体まで本家源氏(しかも谷崎純一郎訳)の文体を→2026/08/25
maekoo
8
関西の老舗ヤクザの流行に敏感な吹っ飛んだ大親分が巻き起こすとんでもないこだわりと配下の親分の右往左往しながらもヤクザのスタンツを崩さない姿が滑稽でもあり過激ギャグ満載の続編短編小説集。 源氏物語関連が多く書かれているわけではないがそのエッセンスを掴みながら極道達がドタバタする姿が面白い! 地域野球・探検・勘違い日本文化・ゲテモノグルメ等々、兵庫県警の馴染みの警部補や対抗組織暴力団も巻き込んで抱腹絶倒のドタバタギャグが濃い関西弁と共に展開していく! 80年代のバブル期の高揚感も感じる少し懐かしく笑える作品。2025/07/13
kokada_jnet
4
シリーズも2冊目となると、「野球を知らない」「美食に走る」「NYに行く」など、主人公に小林信彦の属性が反映されすぎている。2014/02/16
-
- 和書
- 朱子の自然学




