新潮文庫<br> 小さき者へ/生れ出づる悩み (改版)

個数:
電子版価格
¥506
  • 電子版あり

新潮文庫
小さき者へ/生れ出づる悩み (改版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2026年11月09日 02時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101042046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

192
一度読もうとして手にとりましたが、なぜかそのトキはタイミングが合わなかったのか、なかなか文章がするっとアタマに入らず、リタイアした作品です。今回は前回が嘘のようにスルスルと文章が違和感なく、馴染んで読むコトができ、ボリュームが少ないながらも作者の描く、圧倒的な心理&情景描写に惹き付けられました。『小さき者へ』の子に向けた父親の愛情と亡き妻への思いはなかなか痛烈でした。『生まれ出づる悩み』における北海道の厳しい自然と漁夫の生活をこのうえなくリアルに描く筆力に言葉が出ませんでした。『或る女』チャレンジかな。2020/10/22

風眠

120
不器用ゆえに信念を曲げられず、苦しい生き方を選んだ作家・有島武郎。妻を亡くし、幼い子ども達を抱え、悩みながらも愛情を注いでいた父・有島武郎。思慮深く品行方正な文章の中に見え隠れする、葛藤や自責の念。小説としてきちんと昇華されているかどうかは別として、人間臭い正直さに心打たれた。「前途は遠い。そして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ。」と自分自身を鼓舞するかのようなエールで文章は締めくくられている。けれど同時に、我が子への力強い愛情が確かに満ちている名文でもある。2015/01/19

ykmmr (^_^)

95
初・有島小説。実は読みやすかった。『小さき者へ』は、有島の実体験そのものと思うが、妻と早く死別し、遺された子供3人に1人ずつ語りかけ、母親の愛情を受けられなかった無念さを受け止め、希望を持ち、自立して生きて行って欲しいという、有島の父親としての姿を描いている。ただしかし、その後に、「軽井沢で人妻と心中。」というセンセンショナルな出来事を起こし、子供たちに2度目の「親の死」を味あわせる事になり、傷を増やしてしまうのだが…。『生まれ出ずる悩み』は、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』と似ている感があり、2025/06/03

シローキイ

65
『小さき者へ』は父性愛と子供たちに対する悔恨の思いを赤裸々に綴っている。短い小説だが、強く生きてほしいという有島の願望が痛切に伝わる。『生まれ出づる悩み』は有島の社会主義思想が色濃く出たと同時に、荒々しい自然に立ち向かう人間の姿を美しくも残酷に書いている。詭弁かもしれないが、有島はアナキズムの影響、とくにクロポトキンの影響が強い。もし共産主義の思想を反映させるなら不遇に対して反抗心を燃やす。だが主人公はそう見えない。それはクロポトキンの主著『相互扶助論』が関係しているのか。共に助け合う姿を漁業に見たのか。2017/06/05

舟江

55
「生れ出づる悩みの」は、2人称で書かれているためか、非常に傲慢な物言いだと思った。 以前「あなた作る人、私食べる人」というCMが、女性蔑視だと物議をかもしたことがあったが、これもまた時代の流れか。 作者は自殺までしたのであるから、ある意味で大正ロマンの優等生と言えるのかもしれない。2015/09/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/573259
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品